順大ルーキー服部壮馬が男子1部3000メートル障害で2位健闘「服部勇馬さん、弾馬さんと話してみたい」

関東インカレ1部3000メートル障害で2位に食い込んだ順大・服部壮馬
関東インカレ1部3000メートル障害で2位に食い込んだ順大・服部壮馬

◆陸上 関東学生対校選手権 最終日(23日、相模原ギオンスタジアム)

 男子1部の3000メートル障害決勝が行われ、早大の菖蒲敦司(2年)が8分45秒95の自己ベストで優勝した。順大のルーキー服部壮馬はスタート直後に飛び出すと、残り250メートルで菖蒲に逆転されるまで独走。2位と粘り、大健闘した。

 服部壮馬が大胆な“大逃げ”を見せた。スタート直後に先頭に立ち、一時は後続に50メートル以上の大差をつけた。ラスト1周のバックストレートで菖蒲に逆転されたが、ホームストレートで、もう一度、踏ん張り、2位を死守した。「残り2周の時『勝てるかも』と思いましたが、さすが、菖蒲さんはスピードがありました。2位になれたので良かったです」と服部はすがすがしい表情で話した。

 京都・洛南高出身の服部は、高校と大学を通じて、3000メートル障害日本記録保持者の三浦龍司(2年)の1年後輩。50分前に行われた女子3000メートル障害で、大東大の吉村玲美(3年)がスタートから独走し、優勝。そのレースを一緒に見ていた三浦先輩が「服部もあのように走ってみれば」とアドバイス。「その手もあり、だと思いました」と服部は超積極策を会心の笑みで振り返った。

 その名も服部壮馬。東京五輪マラソン代表の服部勇馬(トヨタ自動車)、日本屈指のスピードランナー服部弾馬(トーエネック)兄弟の末弟と間違えられることがよくあるという。「『弟でしょ』と聞かれることは多いですけど、違うんです。服部勇馬さん、弾馬さんとはまだ一度も会ったことがない。会ったら、ぜひ、話してみたいです」と笑顔で話した。

 昨年12月の全国高校駅伝(7区間42・195キロ)で、3位入賞した洛南は2時間2分7秒をマーク。2008年に長野・佐久長聖がつくった日本高校最高記録(留学生を含まない記録)を12年ぶりに更新した。服部は主要区間の4区で4位と好走した。駅伝でも強さを発揮するルーキーは「1年目から大学駅伝も狙っていきたい。箱根駅伝は6区を走ってみたいですね」と意欲を示す。

 壮馬の名の由来は親が「壮大に駆け巡るように」という意味を込めてつけられたという。その名の通り、服部壮馬は、走っている。

 関東学生対校選手権は、関東の大学の長距離ランナーにとって、箱根駅伝と並ぶ2大イベント。今年が第97回大会だった箱根駅伝より歴史が古い関東インカレは今年、記念すべき100回大会を迎えた。男子種目は16校の1部、それ以外の2部、大学院生による3部に分けて行われる(1部の15、16位と2部の1、2位が翌年、入れ替わる)。1部と2部は短距離、フィールドを含めた総合力で決まるため、駒大、青学大など長距離・駅伝をメインに強化しているチームは2部に属する。今年の箱根出場21校は1部10校、2部10校ずつとなっている。

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