東京五輪に向けて、被災地を巡る巨大人形「モッコ」が22日、宮城県岩沼市に到着し、同市内の「千年希望の丘 相野釜公園」でお披露目された。
高さ約10メートルの巨大人形「モッコ」は、東京五輪・パラリンピックの文化プログラムの一環として制作され、東北の復興を世界へと発信するキャラクター。宮城県の方言でお調子者という意味の「おだづもっこ」に由来している。
「モッコ」は、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の3県を巡って、東北の人々の思いを、東京へと届ける。15日に岩手・陸前高田市を出発。この後は、29日に福島・相馬市を巡り、7月には東京に到着する予定となっている。