富永一朗さん「マンガ道場」ライバル鈴木義司さんと実際は仲良しだった

スポーツ報知
富永一朗さん(1991年3月撮影)

 1970年代から90年代にかけて日本テレビ系(制作・中京テレビ)で放送された人気バラエティー番組「お笑いマンガ道場」や、漫画「チンコロ姐ちゃん」などで知られる漫画家の富永一朗(とみなが・いちろう、本名同じ)さんが5日、老衰のため死去した。96歳。京都市出身。葬儀は近親者で行った。喪主は弟浩(こう)さん。

 地方局制作ながら全国区の人気を博した「お笑いマンガ道場」で、鈴木義司さん(2004年死去)との“犬猿の仲”で番組を盛り上げた富永さんが、ひっそりと息を引き取った。

 漫画家として「チンコロ姐ちゃん」などのお色気漫画で人気を確立していた富永さんの名前がお茶の間に広がるきっかけになったのが「お笑い―」だった。司会・柏村武昭アナの「お題」に対して出演者がボードに漫画を描く形式で、富永さんが鈴木さんを「土管に住む貧乏人」として揶揄(やゆ)するのに対し、鈴木さんも富永さんを動物や甲殻類などに模し、それを見た富永さんが不機嫌になる―というやりとりは、番組の中の「お約束」として盛り上げには欠かせなかった。

 ただ、出演者の中では漫画家は2人だけだったとあって、実際には仲は良く、番組の中でのケンカは“演出”。「11ぴきのねこ」などで知られる漫画家、絵本作家の馬場のぼるさん(01年死去)らも含め、一緒にカレンダーを制作するなど、互いの才能を尊敬し合っていた。

 

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