広島コロナ11人、阪神3連戦を延期…25日からの交流戦開催可否は24日に協議

スポーツ報知
広島東洋カープ

 20日に7人が新たに新型コロナ陽性と判定された広島は21日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同日から予定していた阪神3連戦(マツダ)を延期した。この日、開かれた臨時実行委員会では報告や経緯説明、情報共有などが行われた。交流戦開幕となる25日の西武戦(マツダ)については、24日に開かれる新型コロナウイルス対策連絡会議で専門家の意見を聞き、その後の12球団代表者会議で開催可否を協議する予定。代表取材に応じた鈴木球団本部長は「(開催は)未定。感染状況を見極めないと分からない」と説明した。

 当面、毎日PCR検査を実施することとし、この日、1軍関係者76人のうち倉バッテリーコーチの陽性が判明。菊池涼、小園、正随と合わせてチームの陽性者は計11人となった。20日に1、2軍の監督とコーチ、選手にスタッフを含めた計146人がPCR検査を受け、鈴木誠、長野、大盛、羽月、石原、朝山打撃コーチとスタッフ1人の計7人が新たに陽性と判定されていた。鈴木誠、長野、羽月は「感染拡大防止特例2021」の対象選手として出場選手登録から外れた。

 現時点で管轄の保健所から指示が出ておらず、22日からの2日間はキャッチボールを除き、個別の自主練習を予定。改めて手指消毒などの感染対策を徹底するが、佐々岡監督は「チームとしても感染防止はしっかりとしていた。だからこそ本当に怖い。どこでどうなるか分からない」と話した。

 計13人の陽性判定を受けた日本ハムは、5月2日から4日間、チームの活動を停止。計4試合を中止した。鈴木誠らは全員が無症状で、17日に39・8度の発熱があった菊池涼の症状も回復。他球団で同様のケースが続出すれば、シーズンの日程そのものに影響が出そうだ。

 ◆感染拡大防止特例2021 新型コロナウイルス感染の疑い(本人および家族ほか)や発熱など体調不良の場合に適用できる。通常の登録抹消とは別にリーグに申告し、代替選手を指名する。選手数、同一選手の適用回数に制限はない。当該選手は10日間を経ずに再登録が可能(医師の所見や診断結果が必要)。代替指名選手が抹消された場合も10日間経ずに再登録が可能。

 ◆五輪期間中に開催?代表者会議で議論へ 日本ハムの4試合に続き、広島も3試合延期が決定。感染状況は収束しておらず、今後他球団でも発生する可能性は否定できない。そうなれば日程調整も困難を極める。日本野球機構(NPB)の井原事務局長は、臨時実行委員会後の会見で、五輪期間中に試合を組み込む可能性について聞かれ「日程に関してはいろいろな考え方ができると思いますけど本日は議論していません。(24日の)12球団代表者会議で始まるのではないかと」と説明した。

 ■新型コロナウイルス感染による公式戦の中止

 ▽ソフトバンク(対西武、20年8月2日・ペイペイD)8月1日にソフトバンク・長谷川が陽性判定。開幕後、12球団の選手では初の感染者となり、1軍選手らに濃厚接触者はいないものの、専門家らの助言を受けて中止を決定した。

 ▽日本ハム(対西武、21年5月2日・札幌Dと同3日からのロッテ3連戦・ZOZO)5月1日までに日本ハムの選手、コーチ8人と2人のスタッフに陽性判定。濃厚接触者もおり、2日の中止が決定。チーム活動停止も決まり、臨時実行委員会で3日から3連戦の中止も決まった。活動停止期間は4日間で、計4試合が中止となった。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請