宝塚雪組・朝美絢3年ぶりバウ主演作開幕「完走できるよう健康第一で」

初日を迎えた宝塚歌劇雪組公演「ほんものの魔法使」の一場面
初日を迎えた宝塚歌劇雪組公演「ほんものの魔法使」の一場面

 宝塚歌劇雪組公演「ほんものの魔法使」(脚本・演出、木村信司)が21日、兵庫・宝塚バウホールで初日の幕を上げた。

 第95期生・朝美絢(あさみ・じゅん)の「義経妖狐夢幻桜(よしつねようこむげんざくら)」(2018年)以来3年ぶりのバウ主演作で、初の東上作となる(KATT神奈川芸術劇場=6月8~16日予定)。米作家ポール・ギャリコが66年に発表したファンタジー小説を原作に、魔術の都マジェイアを訪れた旅人アダム(朝美)が、割れた卵を元に戻す“ただの魔術”を披露したことで巻き起こる騒動を描く。

 朝美は朗らかで優しい好青年を華やかに演じ、終盤、シニカルになる展開でも芯のある芝居を見せた。前トップ・望海風斗(のぞみ・ふうと)の退団後の新生雪組を支える2番手スターは「(緊急事態宣言の)このような状況下、完走できるよう、気を引き締めて健康第一で励んでまいりたい」と話した。

 マジェイアの市長の娘で、世界一の魔術師になる夢を持つ少女ジェインは、入団9年目の野々花ひまりがバウ初ヒロインで担当。アダムの相棒の“しゃべる犬”モプシーは7年目の男役成長株・縣千(あがた・せん)がコミカルに演じた。

 また、アダムが魔術師試験の予選で救う気弱なマジシャン・ニニアンには昨年の首席入団で2年目の華世京(かせ・きょう)が大抜てきされ、3番手格の重要な役どころに挑み、新時代到来を予感させた。

 バウホールでは6月1日まで上演予定。

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