武藤敬司と秋山準が20年たってもトップ争い…金曜8時のプロレスコラム

秋山準と武藤敬司の初対決を報じる2001年10月9日付スポーツ報知
秋山準と武藤敬司の初対決を報じる2001年10月9日付スポーツ報知

 IT大手サイバーエージェントのプロレス部門「サイバーファイト」の祭典「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)では、3大タイトルマッチが行われる。

 プロレスリング・ノアのGHCヘビー級選手権は王者の武藤敬司(58)が丸藤正道(41)の挑戦を受け、DDTプロレスリングのKO―D無差別王者・秋山準(51)はHARASHIMA(46)との防衛戦、東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス選手権は王者・山下実優(26)と挑戦者・坂崎ユカ(28)が争う。

 トリプルメインイベントということだが、試合順は王者のキャリア、実績を加味して決められ、女子、DDT、ノアの順に行われることになった。大トリに決まった武藤は「当日はたくさん試合が組まれますよね。プロレスは基本的に何でもありの世界で、俺自身は他の試合はあまり気にせず、自分の自信あるプロレスで勝負したいと思ってます」とコメント。

 “実質セミファイナル”になった秋山準は「僕は昔からメインがどうのこうのはそんなになく、いつも、その日一番の試合をしてやろう、メインを食ってやろうと思ってたので、今回もメインにプレッシャーを与えるような試合をしたいと思ってます。『これがプロレス』というような試合をしたいと思います」と話した。

 新日本プロレス出身の武藤と、全日本プロレス出身の秋山。2001年10月8日の新日本の東京ドーム大会でのタッグ初遭遇は、秋山がGHC王者で、武藤が三冠ヘビー級王者だった。秋山のパートナーの永田裕志が武藤組の馳浩を破って、秋山が新時代到来をアピールした。12年3月20日に全日本の両国国技館大会で行われた一騎打ちでは、秋山が三冠王者、武藤が全日本会長という図式。この時も秋山がスターネスダストで勝利し、武藤時代を終わらせたかに見えた。

 だが、武藤は今年2月21日に日本武道館で潮崎豪を撃破し、GHC王座を初戴冠。ノアに電撃入団した。秋山は社長を務めた全日本を退団し、DDTに入団。無差別級王者になった。20年前の“ミスター・プロレス”同士が、50代になった今もトップ争いをしている現実。新日本、全日本とは一線を画した“サイバーフェス”は全14試合が組まれ、82人以上のレスラーが出場するが、この2人を超える新星は現れるだろうか。(酒井 隆之)

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