日本医師会長、ワクチン接種に薬剤師活用「選択肢としてあり得る」

スポーツ報知

 日本医師会の中川俊男会長は19日の定例会見で、新型コロナウイルスワクチン接種について「何より重要なことは一刻でも早く希望者全員に接種完了を目指すことだ。かかりつけ医による個別接種などありとあらゆる場所で接種を受けられるようにすべきだ」と述べた。

 日本医師会はこの日、新型コロナワクチン接種体制や役割などについて日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会の4団体によるウェブ会議を開催。中川氏は、接種の担い手として薬剤師を活用する是非について「全面的にノーということは申しませんが各地域の実情を勘案し、打ち手が確保できない場合の選択肢として薬剤師もあり得る」との認識を示した。

 同会議に出席した日本医師会の釜萢敏常任理事は、「薬剤師会の山本(信夫)会長からは、既にウェブで研修できるような教材を用意して研修を始めていると聞いている」と報告。一方で、「打ち手がどのくらい必要でどれだけ足りないのかという情報がまだ必ずしもつまびらかではない」とし、情報収集を進め人材確保の方針を検討するとした。

 新型コロナワクチンの打ち手不足解消を巡っては、河野太郎行政改革担当相が18日の記者会見で、医師や看護師、歯科医師の次に薬剤師の活用を検討する考えを示した。また、加藤勝信官房長官も19日の記者会見で「薬剤師の活用を含め、あらゆる選択肢を排除しない」と述べた。

 東京都は19日、新型コロナウイルスの感染者が新たに766人確認されたと発表した。新規感染者の7日間平均は727・9人となり、前週(874・0人)の83・3%だった。重症者数は前日から8人減の73人となった。

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