【DeNA】“聖域”だった佐野恵太の4番を変えた理由とは? 三浦大輔監督「考えましたね」

スポーツ報知
敗戦に厳しい表情の三浦大輔監督

◆「JERAセ・リーグ」DeNA1―5中日(18日・横浜スタジアム)

 DeNAは佐野恵太外野手を2019年9月27日の巨人戦(東京D)以来、2年ぶりに3番で起用したが、打線がつながらず伊藤光の1号ソロによる1得点に終わった。タイムリーは24イニングなしと「あと1本」が出ず、7戦勝ちなし5連敗で、借金は今季ワーストタイの16になった。

 逆襲への一手として、三浦大輔監督はついに“聖域”に手を出した。「4番・左翼」の佐野だ。昨季開幕でラミレス前監督が4番に抜てきすると、今季も開幕から全43試合に4番で先発してきた。なかなか浮上への糸口が見えず、牧、宮崎、ソトらの打順は次々に変えてきたが、佐野は4番に固定。20年以降、スタメン出場した試合は全て4番だった。今季の開幕後も「4番ですからそう簡単には動かさないです」と話したこともあった。

 三浦監督は「佐野のよさをもっと生かすために3番にしました」と説明。佐野は出塁率こそ3割9分4厘を誇るが、得点圏打率が2割2分7厘。同打率が3割1分8厘あるオースティンに4番を任せるのは、自然な流れとも言える。

 指揮官は「考えましたね、本人とも話しました」と容易な決断ではなかったことを吐露。試合前には本人に直接打順が変わることと、意図を説明したことを明かし「(佐野が)受け入れたからこそスッキリした気持ちできょうの試合に入ってくれたと思います」と話した。

 この試合で佐野は3打数2安打1四球と4打席で3度出塁。だが、新4番のオースティンが3三振を喫するなど4打数無安打に終わって得点にはつながらなかった。それでも三浦監督は「毎日毎日なかなか打てるものではないので、こういう日もあると思います。しっかり形はきょうも何回か作れたけど、あと一本が出ないことが続いている。ヒットは出ているので、考え方とかをもう少しコーチからアプローチしてもらえるようにしています」と前を向いていた。

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