男子100㍍の静岡西・増田咲斗「10秒5」で静岡県最速男だ

男子100㍍で静岡県の頂点を狙う増田
男子100㍍で静岡県の頂点を狙う増田

 陸上の静岡県高校総体が21日から3日間、エコパスタジアムで行われる。中部地区大会・男子100メートルで自己記録を0秒13更新する10秒61で優勝した静岡西の増田咲斗(3年)が、東海から全国へとつながる大会で頂点を狙う。

 中部の最速男が、県でも真っ先にゴールラインを走り抜ける。男子100メートルで県優勝なら同校で初の快挙。中部を自己ベストで制したが「スタートは良かったけど、終盤力んで、うまく走れなかった」と満足していないだけに、まだまだタイムを伸ばせそうだ。

 4人きょうだいの3番目。下の妹も含め全員が短距離選手。小さい頃から2人の兄の背中を追いかけた。陸上を始めたのも兄たちの影響。「かけっこは一番遅かった。でも、走るのは好きで陸上を辞めようと思ったことはなかった」。今春、初めて100メートルで兄2人のベストタイムを抜いた。「高校で超えてやろうと思っていたので、うれしかった」。小さい頃の一つの夢は達成した。

 兄2人が成し遂げられなかった全国出場が目標。今年3月、高校日本代表合宿(愛媛)に参加し、トップレベルの選手と練習した。200メートルも出場予定だが、県ランキング1位の100メートルが最もVに近い。「10秒5台が目標です」。県王者の称号を手に入れて、東海大会に向かう。

(塩沢武士)

 <増田咲斗>(ますだ・さきと)2003年12月25日、静岡市生まれ、17歳。小3の時に静岡葵ACで陸上を始めた。竜爪(りゅうそう)中から静岡西高。169センチ、56キロ。家族は両親、兄2人と妹。

 〇…今回の県高校総体陸上はタイムテーブルが一部変更。例年トラック競技の中短距離(100、200、400、800、100障害、400障害)は1日に予選、準決勝、決勝を行っていたが、今年は予選、決勝(A、B)で争う。1600メートルリレーは予選をなくし一発勝負のタイムレースに変更。県高体連陸上の堀之内大委員長(静岡高教)は「長いコロナ禍で、選手の負担軽減と、より記録が出やすくなるように配慮した」と説明した。

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