【大学野球】竹田利秋・国学院大総監督、優勝した鳥山泰孝監督をねぎらう「指導者に必要な資質を持っている人間」

竹田利秋総監督
竹田利秋総監督

 史上初めて7校で開催された東都大学野球春季リーグ戦は、国学院大の20季ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。鳥山泰孝監督(45)の恩師である竹田利秋総監督(80)が、ねぎらいの言葉を贈った。

 鳥山監督は、私が1996年に国学院大の監督に就任して2年目に主将になった選手です。まだチームの形になっておらず、グラウンドづくりから始めたところ。まさに、どん底の時代でした。真面目なキャプテンが浮いてしまうような雰囲気で、しんどかったと思います。

 97年春には、2部で10敗。3部と入れ替え戦もしました。チーム改革をしよう、土台からやり直そうと呼びかけ、毎日2~3時間はミーティング。練習までは至りませんでした。それでも、そこから立ち上がるプロセスを見たことは、いい経験になっていると思います。

 卒業と同時に、私の下でコーチになりました。聞く力に理解する力。指導者に必要な資質を持っている人間でした。

 最初の優勝から約10年半。この年月が長いという感覚は私にはありません。勉強のために必要な時間だったと考えています。まだ若いので、これから先に何十年もある。優勝した要因、そして足りない点も的確に把握して、どんどん伸びていってほしいですね。

 ◆竹田 利秋(たけだ・としあき)1941年1月5日、和歌山県生まれ。80歳。和歌山工の三塁手として58年センバツに出場。国学院大に進学し、主に学生コーチとして選手を指導。65年に東北コーチ、68年に同校監督に就任。85~95年は仙台育英で監督を務める。両校で春夏合わせて27度の甲子園出場。甲子園通算30勝。96年春から国学院大監督に就任。2010年8月から同大学総監督。主な教え子に、佐々木主浩(元横浜、マリナーズ)、渡辺俊介(元ロッテ)。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請