朝乃山、好調・阿武咲に辛くも5勝目…藤島審判長は奮起期待「番付通りの相撲じゃない」

朝乃山(右)は阿武咲を小手投げで下す (カメラ・小泉 洋樹)
朝乃山(右)は阿武咲を小手投げで下す (カメラ・小泉 洋樹)

◆大相撲 ▽夏場所9日目(17日、東京・両国国技館)

 大関・朝乃山(高砂)が、平幕・阿武咲(阿武松)を右からの小手投げで下し、5勝目(4敗)を挙げた。立ち合いは右を差したが、相手に土俵際まで押し込まれた。だが、相手が巻きかえた左を抱えると、最後は巧みに小手投げで裏返した。取組後はリモート取材に応じ、「自分の中で相撲はパッとしないですけど。勝つのと負けるのでは全然違ってきますので、しっかり勝ってよかったですね」と小さくうなずいた。

 前日(8日目)に平幕・豊昇龍(立浪)に不覚を取り、4敗目。この日の一番には「15日間、勝負があるスポーツですし、勝ち負けがある。次の日は来ますので、勝っても負けても相撲を引きずらないように、今日また自分の相撲を取ろう」と切り替えて臨んだ。それでも、内容面では納得はしておらず、「立ち合いはやっぱりまだダメですし、その分、上体が起きて押されている」と反省点を挙げた。

 幕内後半戦を土俵下で見守った藤島審判長(元大関・武双山)は「朝乃山と正代(時津風)がもう一つ。朝乃山は押されっぱなし。番付通りの相撲じゃない。頑張ってもらわないと」と奮起を期待した。

 9日目が終了し、5勝4敗。役力士とは7人中6人との対戦をまだ残しており、厳しい戦いが続く。10日目の相手は土俵で過去4勝6敗の難敵・御嶽海(出羽海)戦。朝乃山は「気持ちで負けないように思い切っていきたいと思います」と力を込めた。

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