【宏太’Sチェック】技術の差より準備や体の向き

後半、ドリブルで切り込む札幌FWアンデルソンロペス
後半、ドリブルで切り込む札幌FWアンデルソンロペス

◆明治安田生命J1リーグ第14節 川崎2ー0札幌(16日・等々力)

 全員が戦っていたし、田中駿汰など何度も三笘のドリブルを止めていた。あと少しというパスもあったが、それをやり続けて通せるのが川崎。技術の差というより、準備や体の向きに違いがあった。

 川崎はあえて「角(かど)」に起点を作って来る。そうなるとDFはラインを下げざるを得ず、ボールウォッチャーにもなってしまう。そこから次の展開へとなっていくが、札幌はほとんどDFの斜め前に起点を置いてしまっていた。それでは相手に簡単に対処される。

 パスの成功率が相手より上と言っても、そこが重要ではない。川崎と違って受け手の問題もあり、1トップに縦へくさびのボールが入らないし、シャドーが裏へ抜けてもらう場面がほとんどない。スタッツ(データ)が全てではないのがサッカー。縦にパスが入らず、2シャドーもうまく機能しないなら、2トップにして起点を作る考え方をしてもいい。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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サッカー

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