川崎がJ1新記録の22戦無敗! 3戦連発の三笘薫が歴史作った “憲剛ロス”でさらに強くなった

スポーツ報知
後半4分、先制点を決めた川崎のFW三苫薫(左)

◆明治安田生命J1リーグ第14節 川崎2ー0札幌(16日・等々力)

 首位の川崎が、札幌を2―0で下し、22試合連続無敗(17勝5分け)のJ1新記録を達成した。後半4分に東京五輪世代のU―24日本代表FW三笘薫(23)が、3戦連発となる先制点をマーク。後半ロスタイムの49分にはJ1通算300試合出場となったFW小林悠(33)が追加点を挙げた。

 新たな歴史を作る一撃だ。0―0の後半4分、FW家長の右サイドからのクロスを、MF旗手が左足でコースを変えると、ゴール前の三笘の元へ。「小さい頃から夢見ていた等々力のピッチの中に入ってプレーするのは、感慨深いものはある」と話す下部組織出身の23歳が右足で先制点をマーク。慣れ親しむ本拠でのゴールは何度味わっても格別だ。自身2度目の3戦連発で勝利を引き寄せ、J1新記録の22戦無敗も達成した。

 昨季ホームで唯一敗れた相手に雪辱した。前半は札幌に主導権を握られ、三笘も同じU―24代表のDF田中らの厳しいマークにあった。それでも集中を切らすことなく無失点で折り返すと、後半立ち上がりに先制点を奪取。前節の仙台戦では後半ロスタイムに同点弾を許したが、この日は逆に途中出場のFW小林が追加点をマーク。鬼木達監督(47)も「選手の成長を感じるいいゲームだった」とチームをたたえた。

 “憲剛ロス”がさらにチームを強くさせた。昨季限りでチームの大黒柱だった中村憲剛氏(40)が引退。三笘が「憲剛さんの引退は大きな変化ですけど、チーム全員が引っ張っていく気持ちでやっている。僕自身もチームの代表者というか、先頭に立つつもりでやっている」と言うように、選手個々が精神的に成長。長年チームに在籍する小林も「自分のチームですけど、本当に強いと感じる。練習中から競争が激しくて誰が出るか、ベンチに入るか、分からない。勝って満足している選手は一人もいない」と感心するように、昨年以上にたくましさを増したからこそ、相手に研究されても勝ちを重ねられる。

 これで12~13年の大宮と並んでいたJ1の連続無敗試合を22に更新した。「今後も勝ちながら修正していきたい」と指揮官。名実ともにJ史上最強のチームになった。(井上 信太郎)

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