【オリックス】5割復帰遠く5位転落 中嶋聡監督「大事な試合で勝てるようにならなきゃ」

ベンチで悔しそうにグラウンドを見つめる山崎福らオリックスナイン
ベンチで悔しそうにグラウンドを見つめる山崎福らオリックスナイン

 ◆パ・リーグ オリックス0―1楽天(16日・京セラドーム大阪)

 オリックスは、楽天先発の早川に3安打に封じられて、完封負けを喫した。4月1日以来となる5割復帰へ7度目の挑戦もかなわず5位に転落し、中嶋聡監督は「いつも言われているところですけど、その大事な試合で勝てるようにならなきゃいけない」と悔しさをにじませた。

 先発の山崎福は5月2日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で今季初勝利を挙げた後、出場選手登録を抹消。ローテーションを一度飛ばして、中13日でのマウンドに上がった。2回先頭の島内にソロを被弾し先制を許したが、緩急をつけた投球で的を絞らせず6回まで最少失点。7回2死一、二塁の場面で球数107球となり降板したが、6回2/3を5安打1失点の好投をみせた。山崎福は「調子自体よかったと思うし、ピンチの場面でも粘り強く投げることができました。どの球種がというよりは気持ちの面も含めて、1球1球集中して丁寧に投げられたところがよかった。あのホームラン1本だけはもったいなかったが、ゲームをしっかりとつくれたところはよかったです」と2勝目はならなかったが納得のコメント。指揮官は「いいピッチングをしてくれたのに、援護してあげられなかったのが申し訳ない」と称賛の言葉で左腕をねぎらった。

 打線は2回にT―岡田、6回には紅林がともに先頭打者として二塁打を放って好機を演出。しかし、後続が打ち取られて得点を挙げられなかった。中嶋監督は「向こうの投手が踏ん張ったとも言えますし、こちらの決め手がもうひとつ決まらなかったというのもあると思います」と試合を振り返りつつ、プロ初完封を許した相手左腕に「質のいい真っすぐですよね、本当に。捉えきれなかったですね」と素直にたたえた。

 今カードでは涌井、田中将の好投手から1、2戦目で勝利を収め4カードぶりのカード勝ち越しを収めた。ただ、それだけに“もうひと押し”が欲しかった。中嶋監督は「せっかくそこまで来てるんですから、その勢いのまま、今日、何とかしなきゃいけなかったんだと思うんですけども。また1つずつやっていきます」と切り替えて、前を向いた。

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