【高校野球】高校通算58本塁打の千葉学芸・有薗の痛烈2安打にスカウトも高評価

スポーツ報知
2安打を放った千葉学芸・有薗

◆春季高校野球関東大会▽2回戦 関東第一3×―2千葉学芸(15日・山日YBS球場)

 春秋通じて初出場の千葉学芸(千葉1位)は、エース左腕・北田悠斗(3年)が完封目前の9回に味方の失策が絡んで3点を奪われ、逆転サヨナラ負け。初戦で姿を消したが、高校通算58本塁打を放っている今秋ドラト候補スラッガー、有薗直輝(3年)は、関東第一(東京2位)のプロ注目右腕・市川祐(3年)から2安打を放ち、存在感を示した。

 痛烈すぎる打球が2度も左翼を襲った。有薗は4回先頭で2ボールからの3球目、カウントを取りに来た136キロの直球を強振。2点リードの8回1死でも初球の直球をフルスイング。どちらも快音を残した打球は、あっという間に左翼の芝生で弾んだ。「甘い球をしっかり捉えられた。自分と同じプロ注目の投手から打ててよかったです」と喜んだ。

 プロ球界では希少価値が高いとされる右打ちのスラッガー。しかも、投手として148キロを計測する強肩に、柔らかいグラブさばきの三塁守備も上々だ。楽天・後関スカウト部長は「馬力があるし、肩も強いし、動きも悪くない。鍛えてうまく育てれば、巨人・岡本のようになる可能性はある」と言えば、中日・松永編成部長も「振る力がある。右の強打者は少ないし、ドラフト候補に十分入ってくる」とスカウト陣からは高評価が相次いだ。

 チームはまさかの逆転サヨナラ負けを喫したが、2000年の共学化と同時に創部された千葉学芸(旧東金女子)を初の関東大会出場に導いたのは、間違いなく有薗だ。「歴史がない学校の歴史を自分が変えたいと思って、この学校に入りました。自分が打たないと勝てないので、夏に甲子園に出られるように頑張りたいです」と気合いを入れ直した。

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