横浜FMの公式戦無敗記録は16でストップ…鹿島に今季初の5失点 MF喜田拓也「どうはい上がっていくか」

スポーツ報知
横浜FM

◆明治安田生命J1リーグ ▽第14節 横浜FM3―5鹿島(15日・カシマ)

 横浜FMは鹿島に敵地で3―5と敗れた。前半25分にFWオナイウ阿道のゴールで先制するも、前半のうちにセットプレーで失点。後半に入ると立ち上がり10分間で3ゴールを与え、逆転を許した。1―4の後半29分にはオナイウが今季10ゴール目を挙げたが、3分後にGK高丘陽平が飛び出したところを鹿島FW上田綺世に交わされ5失点目。同45分に途中出場のMF天野純が右CKから頭で押し込んで再び2点差としたが、勝ち点3は遠かった。

 18年7月22日のFC東京戦以来となる大量5失点だった。試合後ポステコグルー監督は「すごく残念な結果。ミスが目立った形になり自分たちのやりたいコントロールもなかなかできなかった。ラストのところで諦めない姿勢はあったが、時すでに遅し」と厳しい表情。高丘も「いろんな選択肢があった中で、良くないものを選んでしまった」と振り返り、手痛い5失点目を「チームが盛り返して行く中でトーンダウンしてしまう失点だった」と悔やんだ。

 開幕・川崎戦に敗れ、3月3日のルヴァン杯から公式戦16戦無敗と好調を維持してきたが、無敗記録はここでストップ。Jリーグの日である5月15日、敵地での白星が8年間ない宿敵・鹿島をまたも打ち崩すことはできなかった。主将のMF喜田拓也は「勝利を得るために自分たちがやらないといけないことが、すべてにおいて足りなかった。久しぶりの負けかもしれないけどこの負けは許されない」。今季2つ目の黒星を糧に、チームが次の一戦でどう戦うかが肝心だ―。キャプテンは「ここからどうはい上がっていくかは自分たちで示さないといけない」と強い覚悟を胸に、前を向いた。

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