福島千里、東京五輪は「目指さないわけにはいかない」

◇陸上 東日本実業団選手権 第1日(15日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 女子100メートル決勝で、日本記録保持者の福島千里(セイコー)は12秒33の5位だった。向かい風1・8メートルと条件に恵まれず、タイムも伸び悩んだが「(予選から)ラウンドを積んで走れたことは良かった。スピードにはつながっていないけど、走りを変えられた手応えはあった」と収穫を見出した。

 東京五輪の参加標準は、11秒15。自身の持つ日本記録より、さらに0秒06先の世界だ。「高いな、となってしまった自分が情けない。(日本で)一番近いところにいたはずだったのに」と本音をのぞかせる。ただ、世界レベルの走りを体感した記憶は、体に刻まれている。「そこへの持っていき方は経験としてあるので、何かに使えれば」とも語った。

 五輪選考は日本選手権(6月、大阪)。出場には、最低限11秒84の申込資格記録を突破しておくことが求められる。「五輪があるので、最大の目標は五輪。ある以上は、逆算して目指さないわけにはいかない。1日1日、課題を克服することが、そこ(五輪)につながる」と静かに闘志を燃やした。

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