飛龍、東部大会9位から下克上で「ベスト4以上を」…高校総体サッカー静岡県大会15日開幕

スポーツ報知
飛龍攻撃陣で存在感を見せているMF吉川

 高校総体サッカー静岡県大会が15日、37校が参加して2年ぶりに開幕する。38大会連続出場の飛龍は東部大会でまさかの9位。気持ちを切り替え、下克上での頂点を目指す。

 飛龍の攻撃を右サイドハーフの吉川昇吾(3年)が引っ張る。DF陣がボールを奪うと、右サイドを猛然とダッシュ。相手DFを振り切って縦パスを受け、正確なクロスをゴール前に送るのだ。

 決定力もある。県切符を懸けた今月4日の加藤学園戦では、3度の鋭い切り返しでDFのマークを振り切りシュートを決めた。「県大会でも点を取り、ベスト4以上を」と燃えている。

 昨秋の県選手権、今年2月の県新人戦とも16強。東部を代表する強豪ながら、今大会は苦しんだ。地区の8強を懸けた決勝トーナメント(T)2回戦で沼津東にPK戦で黒星。なんとか敗者復活9位決定Tで2連勝したが、MF北野明暉主将(3年)の表情は厳しかった。2019年まで37年連続出場。「今まで先輩たちが築いてきたものに泥を塗ってしまった。チームをまとめ切れなかった」と反省する。

 「絶対に負けられない」という緊迫した敗者戦を勝ち上がった経験を、15日からの県大会に生かす。吉川はFC Fuji出身で、仲間の多くが富士市立に進んでおり、「プリンスリーグのチームには負けたくない」と力をこめた。島田工(中部9位)との初戦に勝てば、16日の2回戦では藤枝明誠(プリンス)と当たる。苦境を乗り越えた仲間たちと、力を合わせて勝ちに行く。

(里見 祐司)

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