【オリックス】首位楽天と3差4位浮上…宗佑磨がサイクルまであと本塁打の3安打

ヒーローインタビューに応じる宗佑磨(左は山岡泰輔=カメラ・義村 治子)
ヒーローインタビューに応じる宗佑磨(左は山岡泰輔=カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス9―4楽天(14日・ほっと神戸)

 最後だけ欲張りが許された。「次、ホームランならサイクル(安打)やで」と前を打つ福田に教えられ、宗が向かった8回の打席だった。森原の初球をフルスイング。夢を乗せた打球はあと5メートル足らず、中堅・田中和のグラブに収まった。

 球団では2003年のオーティズ以来、史上8人目となる快挙には届かなかった。「サイクルというか、もう1本(安打を)出したかったです」と悔しがっても、十分に主役を張った。初回無死二塁で右翼線二塁打。試合開始9分、たった7球の速攻で先発・涌井から先制点を奪った。

 昨年は打率3割6分の楽天キラー。今年に限れば15打席目での初安打だった。「他にもいい打者がいるので、チームとしてどんどんつないでいく」と意識付けが実を結び、2回2死一塁では右翼線へ三塁打。4回は右前へ運び、今季初の3安打と大当たりだった。

4回1死一、二塁、この日3安打目となる右前安打を放つ宗佑磨(投手・西口直人、捕手・太田光)(カメラ・渡辺 了文)
4回1死一、二塁、この日3安打目となる右前安打を放つ宗佑磨(投手・西口直人、捕手・太田光)(カメラ・渡辺 了文)

 打率2割4分の数字以上に、強烈な印象を残している。4月30日のソフトバンク戦(京セラD)で逆転サヨナラ二塁打。5月3日の西武戦(メットライフ)では、2年連続のランニング本塁打を放った。内外野を器用にこなし、三塁の守備はチーム随一。簡単な会話なら可能な英語力を持ち合わせ、助っ人の橋渡し役としても欠かせない存在だ。

 京セラDでは4月27日から無観客試合。この日はほっと神戸で主催し、4888人に快勝を届けた。中嶋監督は「やっぱり、全然違いますね。非常にありがたいし、うれしいですね。なんで大阪だけダメなんかな…」と新型コロナを憎んだ。4位に浮上し、実は首位・楽天と3ゲーム差。堂々と勝負ができる。(長田 亨)

1回無死二塁、宗佑磨が右線に先制となる適時二塁打を放つ(カメラ・渡辺 了文)
1回無死二塁、宗佑磨が右線に先制となる適時二塁打を放つ(カメラ・渡辺 了文)

試合詳細
ヒーローインタビューに応じる宗佑磨(左は山岡泰輔=カメラ・義村 治子)
4回1死一、二塁、この日3安打目となる右前安打を放つ宗佑磨(投手・西口直人、捕手・太田光)(カメラ・渡辺 了文)
1回無死二塁、宗佑磨が右線に先制となる適時二塁打を放つ(カメラ・渡辺 了文)
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