横浜で巨大アミメニシキヘビ捕獲大作戦…捜索8日目 エサでおびき寄せるも気配なし

スポーツ報知
横浜市戸塚区のアパートから逃げ出したアミメニシキヘビ(飼い主提供)

 横浜市戸塚区のアパートから6日に逃げ出した体長約3・5メートル、体重約13キロの巨大な「アミメニシキヘビ」の捜索を開始して13日で8日目となった。この日も飼い主や市、消防、警察らによって、逃げ出したアパート周辺のローラー捜索が進められたが、見つからず、持ち越しとなった。目撃情報もなく、発見される気配はない。住民は不安を募らせている。

 大蛇は一体どこに身を潜めているのだろうか。難航している「アミメニシキヘビ」の捜索はこの日、午前8時にスタート。区役所職員や消防署員らが逃げ出した同区名瀬町のアパートを拠点に近隣住民に1軒1軒許可をもらいながら、ベランダやエアコン室外機の下などをくまなく探した。捜索の協力と注意を呼びかけるチラシを住民に配布した区職員は「(訪問数は)午前、午後それぞれおおむね十数軒回っています。(情報提供は)全く無い状況です」と現状を説明した。

 アパートから約200メートル離れた所では「地下の排水溝を見てほしい」と市民から通報を受け、横浜市動物愛護センターの職員らが捜索にあたった。ヘドロについた跡をたどってみたが、日本爬虫(はちゅう)類両生類協会の白輪剛史理事長は「ヘビではない可能性が高い。ヘビは曲がって進むが(ヘドロの跡の)線が真っすぐ過ぎる」と分析した。

 この日は「おびき寄せ作戦」とし、アパート周辺にこれまで飼い主が与えていた大きめの冷凍マウスを5か所に設置。午後5時過ぎまで捜索に協力した白輪氏は「8日間多くの目で捜索し、全く見つからない現状は通常では考えられない」と頭を抱える一方で、飼い主が2週間ごとにエサを与えていたことから「今週の土曜日で3週間エサを食べていない。空腹のところを狙っているんですよ。気温が高ければ食べる可能性があるし、においをたどるんじゃないか」と捕獲を期待した。

 ヘビを飼育する場合、鍵付きのガラスケースで飼育する必要があるが、飼い主の20代男性は木製のケージに替えていたという。わずかに隙間が空いていた2階の窓から逃げ出した可能性が高く、飼い主は「(ケージが)壊れていたというより施錠が甘かった。本当に迷惑をかけてしまっている。申し訳ないです」と謝罪。アパートの別棟に住む住人は「2、3日で見つかるものだと思っていたから、1週間がたって不安が募る一方です」と表情を曇らせた。

 雨が降り続け、気温が下がったことを踏まえ白輪氏は「今夜動くことはない。今ヘビが欲しいのは水とエサと温度と隠れ家」と推測した。捜索は14日もアパート周辺で行われる。

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