高橋由伸氏、忘れられないプロ1年目、甲子園乱闘事件の衝撃…「甦る伝統の一戦」

1998年8月2日、甲子園での乱闘
1998年8月2日、甲子園での乱闘

 スポーツ報知評論家の高橋由伸氏(46)=巨人前監督=が13日、通算2000試合を迎える巨人・阪神3連戦を占った。また、プロ1年目の衝撃だった一戦も振り返った。

 阪神戦の思い出は、プロ1年目の1998年。甲子園での乱闘事件だ。8月2日、私は吉田豊彦投手から右手甲に死球を受けた。痛くて悶(もん)絶していたところ、両ベンチから怒号が飛び交い、あっという間に入り乱れた。武上さん(当時の打撃コーチ)が斬り込み役になって退場処分になったり、雰囲気に圧倒された。「おお、こえ~。これがプロか」って、衝撃だった。

 しかし、よく折れなかったと思う。まあ、骨折してる場合じゃなかったけど…。それまでに清原さんが当てられたり伏線があった。その裏の守備では槙原さんが逆に当てて、2度目の乱闘に。やられたらやり返す―って、今のプロ野球じゃ考えられない空気が伝統の一戦にはあった。

 節目を迎える今カード。昔とは違った意味で、熱い3連戦になるだろう。阪神は当初の軸に期待していたロハスとアルカンタラが、どこまでできるかがポイントだ。巨人からすれば1軍でのデータが薄いだけに、ともに初対戦が重要になる。やられれば怖さが残るし、ここまで引っ張ってきた佐藤輝やサンズ、マルテに相乗効果が生まれる。計6試合で10被弾も許した虎打線を何とか封じ込めたい。(スポーツ報知評論家・高橋由伸)

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