【大学野球】 東大の4番・井上慶がピンク色のリストバンドで母に贈る2安打

ピンク色のリストバンドでプレーした東大・井上慶
ピンク色のリストバンドでプレーした東大・井上慶

◆東京六大学野球春季リーグ戦第5週第2日▽立大11―3東大(9日・神宮)

 母の日の神宮のスコアボードは、例年と同じくピンク色の文字で表示された。東大の4番・井上慶秀一塁手(4年=長野)は、長野・飯山市在住の母へ感謝の思いを込めて、ピンク色のリストバンドを左腕に身に付けてプレーした。

 立大に逆転負けを喫したものの、初回に先制の中前タイムリー。6回の第3打席でも中前安打を放ち、「普段から練習しているセンター方向へのバッティングが出来たのが良かったです」と振り返った。

 2浪して一橋大へ進んだものの、東大野球部への夢を捨て切れず東大を再受験して合格。最終学年になった今春のリーグ戦では、開幕から4番を任されている。「来週からは、お客さんも入ります。神宮でプレーできる喜び、幸せを感じながら、一球一球に対していきます」と苦労人ならではの思いを口にした。

 開幕週の早大1回戦で3安打を放った時、母から「ナイスバッティングだったね」と連絡が入ったという。井上は「普段、こちらから連絡することは、あまりないのですが、今日は『いつも、ありがというございます』とラインを入れたいです」と言って表情を崩した。

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