【高校野球】日本航空石川の2年生・内藤鵬が今大会5号も…サヨナラ負け

左越え場外弾を放った内藤
左越え場外弾を放った内藤

◆春季高校野球石川県大会▽決勝 小松大谷4-3日本航空石川(8日、石川県立)

 決勝戦が行われ、日本航空石川が3-4で小松大谷にサヨナラ負けを喫した。2回先頭では4番・内藤鵬(ほう、2年)が左越え場外ホームランを放ち、今大会5号を記録。1大会における本塁打数の石川県記録を更新した。しかし、8回1死二塁のチャンスでは、まさかの申告敬遠で無得点。投手陣も崩れて、9回に勝ち越しを許した。内藤は「(敬遠は)打ちたい思いはありましたが、次の打者を信じていた。記録は嬉しいですが、チームが勝たないと意味はありません」と肩を落とした。

 敗れはしたが、180センチ、100キロの体格を生かし、驚きの長打力を見せつけた。4月24日の2回戦(金沢錦丘)で2打席連続の左越え場外弾を放つと、1日の3回戦(野々市明倫)ではレフトスタンドへ。4日の準決勝(星稜)でも左越え場外2ランを放つなど、今大会5試合で5本のホームランを放った。そのうち4本は場外ホームランと、規格外のパワーで高校通算19本目をマーク。内藤は「ピッチャーが投げた甘い球を、しっかりと逃さずに打てました」と振り返った。

 愛知県出身で、小学5年から野球を始めた。中学時代は軟式の強豪、東山クラブに加入し、全国大会で準優勝を飾った。エース兼4番として活躍し、中学通算本塁打は20本。卒業前には強豪校20校から声をかけられたが、最も早くから誘われた日本航空石川に進学を決意した。「ユーチューブで映像を見ると、打線が自分に合っていると思いました」。昨秋から強力打線の4番を任され、見事に才能を開花させた。

 元ヤンキースの松井秀喜氏は、星稜高時代に春夏秋の県大会で通算12本塁打を記録した。「しっかりと身体を鍛えて、記録を越せるようにしたいです」と内藤。偉大な先輩が生まれ育った北陸の地で、さらなる飛躍を目指す。(中田 康博)

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