9日神戸戦へ古橋亨梧、イニエスタを警戒 横浜FM扇原貴宏「自分たちの時間を増やすことが大事」

スポーツ報知
オンライン取材に応じたMF扇原貴宏(クラブ提供)

 横浜FMのMF扇原貴宏(29)が8日、オンライン取材に応じた。9日のホームで迎える神戸との一戦へ「良い競争や危機感を保ちながらみんなでプレーできている」と話した。チームはリーグ戦7勝3分け1敗で暫定4位、公式戦15戦不敗と好調をキープ。暫定5位につける神戸との戦いに「自分たちの時間を増やすことが大事」と見据えた。

 神戸とは昨季、ゼロックス杯も含めて3試合(1分け2敗)を戦い、いずれも3失点を喫している(対して横浜FMは3試合8得点)。ペースをつかんだ中でも、簡単なミスなどからゴールを奪われ、白星を取りこぼした。取材中に扇原が自然と名前を挙げたFW古橋亨梧には計3得点を許している。今季、古橋は現在9ゴールと勢いに乗っており、神戸は12試合10失点と守備も安定。手強い相手になることは間違いない。

 また神戸は、5月に入ってけがから復帰した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが出場する可能性も高い。「彼一人入ることでボールの収まるところが増える。チームとしては注意しなければいけない点」と警戒心をのぞかせた。一方で、自信も深めている中で、「今やれていることを引き続き出せれば結果はついてくる」と力強くチームの誇る攻撃的スタイルを貫くことを強調した。

 守備陣を最後方から支えるGK高丘陽平(25)も「先制点を与えないのは好調を維持する上で大事なポイント。やってきたことを継続させつつ、僕の仕事はゴール守ること。違いを出していけたら」と意気込んだ。「チーム全員のハードワークの賜物(たまもの)」と謙虚な姿勢を示すが、今季は公式戦8試合に出場し2失点。上位争いの生き残りへ、守護神も大きな壁となって立ちはだかる。

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