新谷仁美、五輪選手へワクチン“優先接種”に私見「どの命にも、大きい小さいは全くない」

前日会見に出席した新谷仁美(Tokyo2020公式リモート配信より)
前日会見に出席した新谷仁美(Tokyo2020公式リモート配信より)

 陸上の東京五輪テスト大会(9日、国立競技場)の前日会見が8日、オンラインで行われ、女子1万メートルで東京五輪内定の新谷仁美(積水化学)は、新型コロナワクチン接種への考えを問われ「自分が打たないことで、周りに危険が及ぶなら打ちます。でも、打ったことでの症状(副反応)は異なっているので、正直なところ恐怖もあって。症状がどう出るか分からないので、打ちたくない気持ちはある」と私見を述べた。

 ワクチンは五輪参加の上で義務とはされていないが、今月6日にIOCが参加選手やスタッフ向けに別枠で調達し、大会までに接種できる環境を整えたと発表した。日本国内では、医療従事者や高齢者への接種が完了していないという事情もあり、アスリートへの“優先接種”だとして大きな議論を呼んでいる。「個人意見ですが、アスリートだけが特別というふうな形で聞こえてしまっているところが非常に残念でもあるし、どの命にも大きい、小さいは全くない。アスリート、五輪選手だけはおかしな話。優先順位をつけること自体おかしな話だと思う。どの命も平等に守らないといけないので、そこは平等に考えて欲しい」と力を込めた。

 女子5000メートルで代表権を持っている田中希実(豊田自動織機TC)も、ワクチンについて「少し怖さはある」としつつ、「五輪に自信を持ってというか、この中でも五輪に万全の準備をして力を出し切れるという気持ちをもって臨むにあたっての意見が、それぞれあると思う」と言葉を選んだ。

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