世界陸連のコー会長、組織委の橋本聖子会長と面会「複雑な状況に同情する」

コー会長(ロイター)
コー会長(ロイター)

 陸上競技の東京五輪テスト大会を視察するため来日中の世界陸連のセバスチャン・コー会長(64)が7日、都内で五輪組織委の橋本聖子会長(54)と面会し、冒頭の10分間が公開された。5日に札幌市内で行われたマラソンを視察し、競技運営の他、交通規制や海外関係者対応など6項目をチェック。9日に開会式会場の国立競技場で無観客で行われる陸上のテスト大会を視察する。

 コー会長は橋本会長に「(マラソンのテスト大会では)選手からは状況を受け入れることで安心材料になったという声も届いた。非常にうまくいったと思う」と手応えを伝えた。橋本会長は「マラソンのテスト大会では様々な問題への準備をすることができたと思う。9日の陸上のテスト大会でも様々な視点からのアドバイスをいただきたい」と求めた。

 7月23日開幕の五輪に向けては3月に海外観客の受け入れを断念。変異株の感染が猛威をふるう現状で、組織委では6月に国内観客の上限数を判断する。無観客も含めた複数の選択肢がある中、コー会長は、5日の札幌でのテスト大会後に「無観客だとしてもアスリートは受け入れるだろう。選手は今、無観客に慣れている」と受け入れる構えを見せた。12年ロンドン五輪で組織委会長を務めたコー会長は、「(12年ロンドン五輪当時は)幸いにもパンデミックの対応はなかった。より複雑な状況で大変だと同情する」と、橋本会長ら東京大会の組織委をねぎらった。

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