渡辺明王将、藤井聡太棋聖への挑戦について「自分にとって試金石になる」と抱負 第70期王将就位式

スポーツ報知
王将盾を手にする渡辺明王将

 将棋の第70期王将就位式が7日、都内で行われ、渡辺明王将(37)=名人、棋王=に贈位状が授与された。

 今年1~3月の七番勝負で挑戦者の永瀬拓矢王座(28)を4勝2敗で下して3連覇を飾った渡辺王将は、謝辞で「何とか勝って防衛することができました。70期の重みを感じております。手応えを今後に生かして戦っていきたい」と述べた。

 年明けから王将、棋王を連続防衛。現在は斎藤慎太郎八段(28)を挑戦者に迎えた名人戦七番勝負が2勝1敗で進行中で、さらに藤井聡太棋聖(18)=王位=の初防衛戦となる棋聖戦五番勝負(6月6日開幕)での挑戦権を獲得した。

 前期奪われたタイトルの奪還と自身初の四冠を目指す五番勝負に向け、渡辺王将は就位式後の会見で思いを語った。

 「昨年の棋聖戦五番勝負は藤井さんとの初めてのタイトル戦でしたし、それまでに公式戦で1局しか指していない状況でした。藤井さんの実力や特徴、長所などいろいろなところが分からない状況ではあったので、それを経験して、今持っている情報は昨年とは全然違います」

 昨年との違いについて触れ「(タイトル戦)1回目と2回目では大違いですけど、2回目と3回目では得られる情報量に大差はないんです。だから、今回の番勝負は自分にとって試金石になります。今後に向けて大きな番勝負になる。これからの(将棋界における)立ち位置の試金石になりますね」と挑戦する上での心境を述べた。2度繰り返した「試金石」のフレーズは第一人者の覚悟を力強く表現していた。(北野 新太)

将棋・囲碁

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請