◆JERAセ・リーグ DeNA12―6阪神(7日・横浜)
阪神はともに今季ワーストの14被安打、12失点で逆転負け。先発のチェンが4回途中5安打4失点KOと乱れた。6回以降は桑原、小林、小野、守屋とリリーフ陣が総崩れ。試合後、矢野監督はチェンの抹消と新外国人・ロハスの昇格を明言した。
打線では4回先頭で4番・佐藤輝が右翼席最上段へ10号ソロ。ドラフト制後では新人最速となる33試合目での2ケタ本塁打を達成。3点を追う糸原の犠飛、マルテの適時二塁打などで一時は同点としたが、8回以降は封じられた。
ロハスには打線の中軸として期待がかかり、チェンに代わる先発候補にはこの日2軍戦で5回無失点と好投したアルカンタラが挙がる。以下は矢野監督による一問一答の抜粋。
―チェンの投球内容
「やっぱりボールが高いね。いいコースでもやっぱりボールが高いと、バッター的には甘く見えちゃうから。球の走りとか、立ち上がりは、この前より逆にいいんじゃないかなというぐらいの球はあったからね。もうちょっと高さが、頑張って低くいけたら、また違ったかなと思うけど」
―今後は
「一度、抹消する」
―昇格は
「ロハスを上げる」
―外国人野手3人で打線に厚みが
「う~ん、もちろん悠輔(大山)がいればあれやけど。悠輔もいないし、キャンプ、オープン戦とロハスがいない状況で来てるからさ。ちょっとあの~見てみるっていうタイミングもどうしても枠があるから。ちょっとここで見てみようかなと」