トップリーグ佳境で兄弟対決 NTTドコモのウィング茂野洸気がトヨタ自動車SH海人と「威厳をかけた戦い」 8日プレーオフトーナメント準々決勝

コンタクト練習に励むNTTドコモのウィング茂野洸気(奥)。兄弟対決となるトヨタ戦へ意気込んだ
コンタクト練習に励むNTTドコモのウィング茂野洸気(奥)。兄弟対決となるトヨタ戦へ意気込んだ

 トップリーグで初の8強入りを果たしたNTTドコモは6日、プレーオフトーナメント準々決勝・トヨタ自動車戦(8日、熊本・えがお健康スタジアム)のメンバーを発表した。右ウィングで2戦連続先発する茂野洸気(32)は、弟で2019年W杯日本代表SHの海人(30)がトヨタ自動車主将とあり「毎週のように連絡を取り合っていたが、対戦が決まってからは一度もない」とピリピリムード。「トップ4をかけた重要な試合であり、兄弟の威厳をかけた戦い」と意気込んだ。

 

 共に出身地の大阪・岬町の岬ラグビースポーツ少年団で競技を始め、大阪を離れて進学した江の川(島根、現石見智翠館)でも切磋琢磨(せっさたくま)した。大学は洸気が拓大、海人は大東大へ進み、関東大学リーグ戦での直接対決は2度。いずれも兄の拓大が勝利した。社会人では洸気がNTTドコモ、海人が元所属のNEC時代に2度対戦。こちらは弟の1勝1分けだ。「弟の存在はモチベーションになる」。ケガで長期離脱した際も、弟が頑張る姿を励みにして引退を思いとどまったこともある。5度目の対決は佳境の大一番。洸気は「キャリアの中で、すごく特別な時間になる。楽しみでしかない」とキックオフを心待ちにする。

 両軍先発には大物外国人が名を連ねる。ドコモにはニュージーランド(NZ)代表SHのTJペレナラ、南アフリカ代表ウィングのマカゾレ・マピンピ、トヨタにはNZ代表NO8キアラン・リード、オーストラリア代表フランカーのマイケル・フーパー。洸気は味方の9番ペレナラに「トヨタの9番は俺の弟だから、むちゃくちゃプレッシャーをかけてくれ」と依頼。ペレナラも「任せろ。弟の癖を聞いておこう」と呼応した。グラウンド上では家族愛は封印。チーム一丸となってトヨタのキーマンである弟・海人を封じ込め、兄・洸気はドコモ初の4強をたぐり寄せるトライゲットを狙う。

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