J2甲府FWウィリアンリラ初ゴールも…後半終了間際に追いつかれ勝ち点3スルリ

2点目を決めた甲府・泉沢(3月6日撮影)
2点目を決めた甲府・泉沢(3月6日撮影)

◆明治安田生命J2リーグ第12節 甲府2―2山形(5日、NDソフトスタジアム)

 J2甲府がアウェーで山形に試合終了間際に追いつかれて2―2で引き分けた。後半3分にFWウィリアンリラ(27)が来日後初ゴールを挙げ、1―1。同25分にはFW泉沢仁(29)が一時勝ち越し弾を挙げた。だが後半ロスタイムにCKから同点弾を許し、連勝を逃した。

 やられた。白星がドローに変わった瞬間だった。後半終了間際に右CKから山形DF栗山のヘッドは甲府FW三平和司(33)の足に当たり、甲府ゴールに吸い込まれた。伊藤彰監督(48)は「センターバック(DF浦上)のケガの交代もあったが、パワープレーで攻められているときにマンツーマンで相手選手に守備をつけられたらよかった」とほぞをかんだ。

 ハーフタイムの修正から、流れを変えた。前半はパスを何度もつながれ、同15分には先制点も献上した。甲府のシュートはわずか2本。反撃のチャンスさえなかなか作れなかった。だが指揮官はハーフタイムに相手DFの出どころを抑え、前線からプレッシャーをかけるように指示。ピッチ中央もしっかりと締めて、山形の起点を摘むとリズムが変わった。

 後半3分にウィリアンリラが泉沢のクロスを頭で地面にたたきつけ、同点においついた。デビュー2戦目の得点に「練習通り。ゴール決めるだけだった。うれしい」と笑顔。指揮官は「前半は守備に回っていたが後半は守備のかけ方を変えた。ゴール前で点をとってくれたのはストライカーとして素晴らしい」と攻守への貢献をたたえた。

 勝ち越し点は狙い通りの形だった。飲水タイムの直後の後半25分。FW長谷川元希(22)のミドルシュートを相手GKがファンブル。MF山田陸(23)が駆け上がり回収すると、エリア内左へパス。最後は泉沢が冷静にたたき込んだ。山田は「山形GKが今節は(ビクトルから藤嶋に)かわっていてファンブルが起きると言われていた。逆転まではすごくよかった」と明かした。

 だが、またも勝ちきれず首位・新潟との勝ち点は13差にまで広がった。山田は「後半、勝っているときに球際などをしっかりできればよかった。引きずっても仕方ない」と話したが、勝ち点2を失い、4節愛媛戦(3・21)以来8戦ぶりの連勝を逃したのは変わりない。連勝を積み重ねないことには、J1昇格圏内は遠ざかるばかりだ。(山田 豊)

2点目を決めた甲府・泉沢(3月6日撮影)
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