ヴォレアス北海道、入れ替え戦初戦落とす 背水の陣で5日第2戦へ…バレーボール V・チャレンジマッチ

ストックトン(手前)の攻撃へブロックに跳ぶ田城貴(向こう側左)と佐々木(同右)
ストックトン(手前)の攻撃へブロックに跳ぶ田城貴(向こう側左)と佐々木(同右)
13得点の活躍を見せたベテラン越川(奥)
13得点の活躍を見せたベテラン越川(奥)
思わぬストレート負けに天を仰ぐ古田主将(手前)とヴォレアス選手たち
思わぬストレート負けに天を仰ぐ古田主将(手前)とヴォレアス選手たち

◆バレーボール ▽ V・チャレンジマッチ第1戦 大分三好(V1)3(25―22、25―20、25―23)0ヴォレアス北海道(V2)(4日、三重県営サンアリーナ)

 ヴォレアス北海道は第1戦で大分三好にストレート負けした。元日本代表コンビのOP古田史郎(33)が20得点、OH越川優(36)も13得点と奮闘したが、サーブの精度を欠いた。ヴォレアスが昇格するには、5日の試合でストレート勝ちし、得点率で上回らなくてはならず(2戦目の総得点で11点差以上の勝利)、1セットも落とせない背水の陣で臨む。

 厳しい黒星だ。試合前、宿舎近くの伊勢神宮で多くの選手が必勝祈願を行ったヴォレアスだが、初戦は願いが届かなかった。“サーブ&ブロック”で格上撃破を目指し第1セット序盤は7―3とリードも、その後はサーブが不発。この日打った66本のサーブで6得点も、失敗で17点を献上。勢いを取り戻した相手のOP199センチのストックトン、175センチながら跳躍力抜群のOH山田滉太に打ち込まれストレート負けを喫した。

 エド・クライン監督(39)は「大分は今季一番のパフォーマンスを見せた。対して私たちはアタックは悪くはなかったが、サーブエラーが多すぎた」と厳しい表情を見せた。

 敗戦の中で、古田主将と共に光るプレーを見せたのは今季から加入した08年北京五輪代表の越川だ。相手ブロック、守備位置を確認しながら硬軟自在のアタックで12得点、サーブも1本決めた。百戦錬磨の元日本エースは「相手の方が勝負所での駆け引きが上手だった。我々は取れる所で取り切れずチャンスを逃してしまった」と振り返った。

 昨年末、選手兼任でチームマネージメントディレクターに就任。当初4月3、4日に予定されていた入れ替え戦が、相手にコロナ陽性者が出たため延期になった後は、2年連続の開催断念を避けるため、降旗雄平GM(36)と上京しVリーグ機構側との話し合いにも参加してきた。

 06~07年から始まったチャレンジマッチで昇格したチームは08~09年のFC東京、12~13年のジェイテクトSTINGSの2チームのみ。13年のジェイテクトは初戦で大分三好にストレート負け後、2戦目はストレート勝ち。得点率で上回り大逆転昇格を決めた。越川は「僕たちに失うものはない。可能性を信じ、くらいつくしかない」と、8年ぶりの“ミラクル昇格”挑戦を口にした。(小林 聖孝)

 ◆入れ替え戦順位決定方法 2試合で行う。勝利数が多いチームが上位。勝利数が並んだ場合は、ポイント(P)の高いチーム(セットカウント3〇0もしくは3〇1は3P、3〇2は2P、2●3は1P、0●3もしくは1●3は0P)。ポイントも並んだ場合はセット率、セット率も同率の場合は得点率の高いチームが勝者。それも同率の場合はV1チームが残留。

 ◆V1になると 今季V1は当初、10チームで4回戦総当たり。V2は11チームで2回戦総当たりを予定。ホーム戦数はV2は6~8戦が、V1だと18試合に増える。興行収入、マスコミなどへの露出も広がり、スポンサー獲得を含めビジネスチャンスも広がる。ヴォレアス北海道の池田憲士郎社長は「V2のホーム試合数ではイベント的な開催になるが、試合数が増えれば、より“日常的”なスポーツとしてファンにも定着してくれるはず」と期待を口にした。

ストックトン(手前)の攻撃へブロックに跳ぶ田城貴(向こう側左)と佐々木(同右)
13得点の活躍を見せたベテラン越川(奥)
思わぬストレート負けに天を仰ぐ古田主将(手前)とヴォレアス選手たち
すべての写真を見る 3枚

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請