◆YBCルヴァン杯 ▽第5節 ▽1次リーグ 横浜FM1―1広島(5日・Eスタ)
横浜FMは敵地で広島と対戦し、1―1で引き分けた。先月20日に合流した新ブラジル人FWレオセアラが初の先発出場を果たし、今季公式戦2ゴール目。試合終了間際に失点を喫したが、勝ち点を11に伸ばし、1次リーグ突破を確定させた。
高い打点からネットを揺らした。前半28分、レオセアラはペナルティーエリア手前でボールを受けると天野に預け、ゴール前へ巧みな動き出し。天野の左足クロスに「一番得意」なゴールの形だというヘディングで合わせ、先制点を奪った。「チームの力になれるように」と語っていた強力助っ人が結果を示した。
チームは後半も変わらず追加点を狙いにいく。同8分、FW高野遼のスルーパスに抜け出したMF和田拓也がゴール前に迫るも一歩届かず。同12分にはDF小池龍太がミドルシュートを放った。その後もMF水沼宏太の右クロスに最後はDF岩田智輝がシュートを放つなどチャンスを迎えるが、広島守備陣のブロックによりなかなか得点は生まれない。
同21分からはそれぞれ今季8ゴールと絶好調のFWオナイウ阿道と東京五輪世代FW前田大然を投入した。7分後にはオナイウの送ったグラウンダーの右クロスに前田が合わせたが、枠には収まらず。広島に攻め込まれるシーンが増え、試合終了間際に失点。これでチームは公式戦15戦無敗を継続したが、勝ちきることができず選手たちは悔しい表情で試合を終えた。