掛布雅之氏が絶賛…巨人・炭谷銀仁朗の「リードは見事」高橋優貴の好投引き出した 粘り強さは首位・虎にとって怖い

好リードが光った炭谷
好リードが光った炭谷

◆JERAセ・リーグ 広島1―1巨人(4日・マツダスタジアム)

  巨人の高橋優貴投手(24)が、7回1失点でゲームメイクした。沢村栄治に並ぶ開幕6戦6勝とはならなかったが、3回には2死満塁で鈴木を空振り三振に仕留めるなど、ピンチで勝負強さを発揮した。スポーツ報知野球評論家で阪神レジェンド・テラーの掛布雅之氏(65)は、左腕の好投を引き出したのは炭谷銀仁朗捕手(33)のリードだったと指摘。そして粘り強い巨人が、首位を快走する阪神にとってやはり怖い存在と言い切った。

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 守り合いのドローの中で光ったのがベテラン捕手の炭谷だ。4回の先制適時打だけでなく、高橋を7回1失点に導いたリードは見事だった。スライダー、シンカーが高めに浮くことが少なくなかったが、ストレートをうまく使い、テンポのいい投球につなげた。

 0―0の3回2死満塁で鈴木誠を迎え、カウントは3ボール1ストライク。ボールが投げられない場面でストレートを続けて要求し、最後は内角への逆球となったが空振り三振。球界を代表する強打者に、この打席は6球中5球を140キロ台中盤までのストレートで押す勇気あるリードだった。

 今のカープ打線でマークすべきは1番・菊池涼と3番の鈴木誠。3回2死二塁からの菊池涼への四球は計算ずくのもの。続く堂林への四球は誤算だったが、ここで鈴木誠に対してかわすのではなく、力勝負で高橋の攻める気持ちを引き出した。

 鈴木誠は5回2死一、三塁で初球の真ん中のスライダーを打ち損じる中飛。前の打席でストレートを意識させていたことが効いた。

 巨人は敵地で2試合連続の接戦で、1勝1分け。この粘り強さは、首位の阪神にとってやはり怖い。(阪神レジェンド・テラー、スポーツ報知評論家・掛布雅之)

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