【中日】根尾昂、待望プロ1号が満塁弾!プロ3年目、通算105打席目…転機は4月下旬の関東遠征

3回1死、根尾が右中間に満塁本塁打を放つ(捕手・戸柱)
3回1死、根尾が右中間に満塁本塁打を放つ(捕手・戸柱)

◆JERAセ・リーグ 中日8―4DeNA(4日・バンテリンドーム)

 竜党待望の瞬間が、やっと来た。根尾の打球は放物線を描き、右中間席前列へ消えていった。「初めて期待に応えられた。一番大きい声援でした」

 1点差に詰め寄られた3回1死満塁。2ボールから大貫の真ん中寄りに入った142キロツーシームを強振した。プロ3年目、通算105打席目に出た飛距離125メートルの初本塁打は、満塁弾というおまけ付き。前身時代を含め、中日では白木一二(38年)、杉下茂(50年)、バビー(70年)に次いで4人目の快挙だが「ホームランはホームラン…実感湧かない。初本塁打の時期はこのくらいかな、と」と首をひねった。

 今季はレギュラー獲りを掲げ、自主トレは先輩の大島に弟子入り。キャンプではOBの立浪臨時コーチから“間合い”の作り方を学んだ。それでも打率は1割台半ば。速球には差し込まれ、流す打球も多かった。

 転機は4月下旬の関東遠征。無安打だった21日・DeNA戦を最後に4試合スタメン落ちして“ミニキャンプ”。栗原打撃コーチから「ファウルでもいいからヘッドを利かせて極端に引っ張る練習をしろ」と命じられた。最初は手首をこねていたが、次第に形に。その後、阪神・西勇、巨人・菅野らからも安打を連ねるようになった。

 先日、父・浩さん、母・実喜子さんに会い、母の日のプレゼントとして名古屋のクッキーを渡した。「いつもありがとう」の言葉を添えて。そしてこの日は「ホームランボールは両親に渡します」。これこそ最高の贈り物だ。(須貝 徹)

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3回1死、根尾が右中間に満塁本塁打を放つ(捕手・戸柱)
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