大谷翔平 月まで飛んだ!? メジャートップタイ9号2ラン! 前日右肘死球の影響で登板回避 ならばバットで大放物線

9号本塁打を放った大谷翔平(ロイター)
9号本塁打を放った大谷翔平(ロイター)
大谷翔平今季の本塁打
大谷翔平今季の本塁打

◆米大リーグ エンゼルス3―7レイズ(3日・アナハイム=エンゼルスタジアム)

  エンゼルスの大谷翔平投手(26)は3日(日本時間4日)、前日に受けた右肘死球の影響で先発予定だったレイズ戦の登板は回避したものの、「2番・DH」で先発出場。6回に3試合ぶりの9号2ランを中越えに運び、再び本塁打ダービーでメジャートップに並んだ。

 打った瞬間、本塁打を確信した大谷はゆっくりと歩き始めた。6回無死一塁、右腕グラスノーの88マイル(約142キロ)のカーブをすくい上げると、打球はMLB公式ツイッターが「ムーンショット」と表現したほどの大きな放物線を描いてバックスクリーンで弾む9号2ラン。メジャーのホームランダービートップに並び、日本人選手としては初めてキング争いを演じている。前の打席で空振り三振した球種を捉え、レイズのキャッシュ監督も「試合途中で狙い球を見つけたようだった」と修正能力の高さに目を見張った。

 今季のメジャーは低反発球採用で4月末時点の1試合平均本塁打は1・14本で2015年以降最少。通常の162試合戦った一昨年の4月末のトップは、14本だったことを考えれば今季の少なさが分かる。

 その中で大谷はキャンプで低反発球について聞かれ「打っていて(その影響は)ありませんね」と語っていたが、シーズン54発ペースの本塁打量産ぶり。チーム27試合で9本。エンゼルスのシーズン最多本塁打47本を打った2000年T・グラウス内野手の9号は36試合目。それを大きく上回るペースを誇っている。

 試合前は慌ただしかった。前日の右肘への死球で、マドン監督がこの日の先発回避を発表。「(大谷が)投げるには痛すぎるようだ。1日か2日ほど休ませて、どんな感じか様子を見てみる」と話し、試合後も「(6日までのレイズとの連戦)後半に登板できるかもしれないし(7日からの)ドジャース戦まで待たないといけないかもしれない」として、改めて4日に判断する方針とした。

 大谷は初回の打席で、シフトで遊撃付近を守る三塁ブロッソーがはじくのを見て二塁を陥れる脚力も披露し6試合ぶりのマルチ安打。指揮官は「とてもバットが振れていた」と評価。チームは主軸のレンドンが左膝に自打球を受け、再びけが人が出た。試合は2連敗となって8試合ぶりの借金1になっただけに、打者・大谷の存在が日増しに、大きくなっている。

大谷、最近の投打の成績
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