日本代表FW鈴木武蔵が新潟明訓高にリモート講演会 プロ第一歩の地へ恩返し

新潟明訓高サッカー部にリモートで講演会を行った日本代表FW鈴木武蔵(左上、Hokkaido Dream提供)
新潟明訓高サッカー部にリモートで講演会を行った日本代表FW鈴木武蔵(左上、Hokkaido Dream提供)

 サッカー日本代表FW鈴木武蔵(27)=ベルギー1部ベールスホット=が3日、新潟明訓高サッカー部(部員84人、マネジャー4人、スタッフ4人)に向けてリモートで講演会を行った。プロとしてのキャリアをスタートさせたアルビレックス新潟のホームタウンの新潟にあり、かつて自身のサッカー教室にも同校の選手が参加したことなどから実現した。

 講演会は約2時間行われたが、生徒たちの質問に武蔵自身が答えるというスタイルで行われた。昨年8月にコンサドーレ札幌からベルギーのベールスホットに移籍。1年目はリーグ戦26試合に出場し、6得点。「日本のクラブや海外のクラブに行った時に、どのようにして早くチームになじむことができましたか?」との質問には「当初はあまり受け入れてもらえていない雰囲気があったのですが、点を取ったことと、ロッカールームで全力で『江南スタイル』を歌って踊ったことで、一気にみんなが心を開いてくれた」。韓国の人気ラッパー、PSYの人気ソングでうちとけた裏話を明かした。

 2月には自身の著書「ムサシと武蔵」を出版したが、自身が幼い頃に受けた差別や偏見、いじめについても言及。同著書を読んだ生徒から「差別や差別を受けている人に対して、僕たち第三者の人間ができることはありますか?」との質問も飛んだ。それに対して「加担しないこと、そしてその場に流されないことが大事」と答え、続けて「自分が『違う』と思ったら加担しないし、守ってあげられる方法はいくつかあると思う。そういう行動を取れる人が、サッカーだけじゃなく、いろんな社会でも立派な人間になれる人だと思っています」と話した。

 新潟明訓高3年のMF帆苅楓弥は小学校時代に新潟の選手だった武蔵と一緒に記念撮影したことを話し、「こうしてまたお話しする機会ができて本当に感動しています」と感激した様子だった。

 5月6日には「ムサシと武蔵」刊行記念イベントの「武蔵ナイト vol.2(主催HIS×徳間書店×Hokkaido Dream)」として「新潟ナイト 鈴木武蔵×早川史哉 オンライントークイベント」が1時間の予定で行われる。お問い合わせは(株)エイチ・アイ・エス スポーツ事業部(メールアドレス sports@his‐world.com)まで。

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