野口健氏、安倍前首相の「オールジャパン」発言に「感染症に精神論は通じない」

野口健氏
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 登山家の野口健氏(47)が4日、自身のツイッターを更新。安倍晋三前首相(68)の東京五輪開催への“前向き発言”に疑問を呈した。

 この日、安倍氏が3日夜のBSフジ番組で五輪について「菅義偉首相や東京都の小池百合子知事を含め、オールジャパンで対応すれば何とか開催できると思う」、「日本だけではなく、世界が夢や希望が持てる、そういう大会にしていきたい」などと語ったという記事を貼り付けた野口氏。

 「『今こそ一億一心の志で難局を乗り越えよう』との安倍前首相からのメッセージだと受け止めましたが、しかし、感染症に精神論は通じない。そもそも水際対策の大失敗から始まった感染拡大。あれから一年以上が経過しましたが、いまだに水際対策は不甲斐ないまま」と指摘すると、さらに連続ツイート。

 「このような状況でオールジャパンと言われても、なれる筈もない。何事にも『していい無理』と『してはいけない無理』がある。山の世界ならば『してはいけない無理』に足を踏み入れてしまえば死ぬのは簡単。もはや東京五輪開催も『してはいけない無理』の領域に片足踏み込んでしまったのではないか」と厳しくつづると、「また、我々日本国民はこの1年間、様々な活動を最終的には自らの決断により止めてきた。他国で発生した大規模なデモや暴動はこの国では発生していない。村社会の影響もあるだろうが、日本人の理性や協調性によってここまで踏ん張ってきた。更に国民に団結を求めるとは政治が国民に甘え過ぎではないか」と続けていた。

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