【中日】根尾昂、満塁プロ初弾が生まれた“必然性”不振極め栗原コーチと取り組んだ異例の…

3回1死、根尾昂が右中間に満塁本塁打を放ち、三塁走者・ダヤン・ビシエド(左)に迎えられる
3回1死、根尾昂が右中間に満塁本塁打を放ち、三塁走者・ダヤン・ビシエド(左)に迎えられる

◆JERAセ・リーグ 中日8―4DeNA(4日・バンテリンドーム)

 中日・根尾昂内野手(21)が高卒3年目、通算105打席目で待望のプロ初ホームラン、しかも満塁弾という快挙を成し遂げ、快勝の立役者となった。初本塁打がグランドスラムというのは、球団では1950年の杉下茂、70年のバビーに続き3人目の快挙だ。

 メモリアルアーチは、1点リードの3回に飛び出した。DeNA先発・大貫の乱調につけ込み、1死満塁のチャンス。根尾は2ボールから真ん中寄りに入ったツーシームをフルスイング。打球は右中間席前列へ飛び込む125メートル弾となった。「初めて期待に応えられました。1番大きな声援だった。ホームランの打席をまた再現できるように、と(ダイヤモンドを)回っているときに思った」

 レギュラー獲りを誓った3年目の今季だが、開幕から打率は1割台半ばに低迷。「1軍の速球に差し込まれる」「強いスイングで引っ張れない」など弱点を指摘する声も上がった。しかし、4月下旬の関東遠征で転機を迎えた。21日のDeNA戦がノーヒットに終わった後、首脳陣は4試合、根尾をスタメンから外し“ミニキャンプ”を実施。栗原打撃コーチは「ファウルになってもいいから、ヘッドを効かせて極端に引っ張る練習をしろ」と命じた。最初は引っ張るコツがわからず手首をこねていたが、徐々に感覚をつかみ始め、その後の阪神戦で西勇、巨人戦で菅野といったエース級からもヒットを打てるようになった。

 「チャンスで(打席が)回ってくるのは今季、自分でも感じている。勝ちにつながる一打を打ちたい」。背番号7は“クラッチヒッター”を目指す。

 大野雄大投手(ソトと佐野に本塁打を許すなど、7回7安打4失点。不本意な内容ながら2勝目)「2週間後にまた対戦があると思うので、しっかり反省して次は抑えます」

 京田陽太内野手(3戦ぶり2番に入り、初回犠打を決めた後はマルチ安打)「(送りバントは)サイン通りに成功できて良かったです。ヒットを打ったことより、今日は盗塁を失敗したこと(4回)が悔しい」

 又吉克樹投手(8回に登板し、1イニングを無失点。これで13試合連続無失点)「勝っている展開で投げているにも関わらず、先頭を出し、四球。その内容は論外だと思います。野手に助けてもらったので、0点で帰ってくることができました。次までに修正してマウンドに立ちたい」

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請