【広島】栗林良吏、新人最長記録のデビュー13戦0封「緊張感変わらなかった」

9回1死、ウィーラー(左)を遊ゴロに打ち取る栗林
9回1死、ウィーラー(左)を遊ゴロに打ち取る栗林
広島・栗林の今季投手成績
広島・栗林の今季投手成績

◆JERAセ・リーグ 広島2―3巨人(3日・マツダスタジアム)

 華やかな舞台を必要としなかった。仕事に集中し、栗林が新たな扉を開いた。「戦っている試合は同じ。緊張感や過ごし方は変わらなかった」。1点を追う9回を3人で片づけデビューから13試合連続無失点。同い年のソフトバンク・甲斐野に並ぶ2リーグ制後(50年以降)、新人最長記録だ。

 4月25日の巨人戦(東京D)を最後に登板がなく、この日はプロで初めてビハインドでの出番だった。「余計に点を取られてはいけない。すごい緊張感がありました」。セーブのつく状況でなくても、スモーク、ウィーラー、若林をテンポ良く11球で料理。味方の攻撃へつなげようと力投した。

 昨年のドラフト1位で入団し、チーム事情から守護神を託された。「よろしくお願いします」と声が震えたのは3月のオープン戦。社会人・トヨタ自動車の大先輩にあたる金子(日本ハム)と初対面した瞬間だ。同じ右腕で抑えの経験者。「ケガだけしないように、気をつけて」と激励され、確かな力をもらった。

 チームは2年目の佐々岡政権では初の5連敗で借金4。個人記録に無関心の新人は「そこが一番、プロとしてやらなければいけない」と連敗ストップを使命とした。どこまで伸ばすか。新記録ですら単なる通過点になりそうな気配だ。(長田 亨)

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9回1死、ウィーラー(左)を遊ゴロに打ち取る栗林
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