増田明美さん 陸上女子1万メートルは「メダルも期待できる」…内定した広中璃梨佳、安藤友香の共通項とは

五輪に内定した広中璃梨佳 
五輪に内定した広中璃梨佳 
東京五輪1万メートル代表
東京五輪1万メートル代表

◆陸上 日本選手権1万メートル(3日、静岡スタジアム)

 女子1万メートルは5000メートル日本歴代3位の広中璃梨佳(20)=日本郵政グループ=が、31分11秒75で五輪参加標準記録(31分25秒00)を突破して優勝し、東京五輪代表に内定した。31分18秒18で2位の安藤友香(27)=ワコール=も記録をクリアし、日本記録保持者・新谷仁美(33)=積水化学=を含めて代表3人が出そろった。

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 素晴らしい2人が代表に決まりました。広中さんは、昨年日本選手権5000メートルで田中さんに負けた悔しさをぶつけましたし、2位の安藤さんも見事だった。広中さんについていくだけではなく、中盤で先頭に立つ姿勢を見せたのが評価できますね。スピードを出す時はしっかり腕を振り、体の軸もぶれない。地道に努力してきた成果を感じました。

 今回内定した2人には、共通点があります。それは、チームが強いこと。広中さんの日本郵政グループには、マラソン代表の鈴木亜由子さんや、トラックで世陸代表経験のある鍋島莉奈さんが所属。安藤さんのワコールにも、五輪代表の一山麻緒さんと福士加代子さんがいます。チーム内で日常的に競争、切磋琢磨(せっさたくま)する環境が間違いなく好影響を与えています。

 本大会では、新谷仁美さんを含めた3人で、積極的に戦ってほしい。アフリカ勢は終盤のスプリント勝負に持ち込むため、前半スローな展開を好みますが、日本勢は序盤から速いペースで勝負する力がある。アフリカ勢のスパートを封じる展開が実現すれば、メダルも十分期待できると思います。(ロス五輪マラソン代表、スポーツジャーナリスト・増田明美)

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