2階級制覇に挑む高山勝成が渡米 5・9WBO世界LF級タイトル戦

伊丹空港から出発した高山勝成(陣営提供)
伊丹空港から出発した高山勝成(陣営提供)

 プロボクシング元世界4団体ミニマム級王者で、8日(日本時間9日)に米テキサス州でWBO世界ライトフライ級タイトルマッチに出場する同級11位の高山勝成(37)=寝屋川石田=が3日、チーフセコンドの中出博啓トレーナーら陣営と大阪・伊丹空港から渡米した。羽田空港などを経て現地入りする。

 試合まで1か月を切って届いた同級王者エルウィン・ソト(24)=メキシコ=との対戦オファーに応えた高山は、出発にあたり代理人の岡筋泰之弁護士を通じてコメントを発表。「短い準備期間でしたが、今できるベストは尽くしてアメリカに向かいます。リングの上で思い切り暴れて、タイトル奪取します」と海外での世界2階級制覇を誓った。

 ミニマム級時代に大阪でWBC王者・イサック・ブストス(メキシコ)に挑んで世界初奪取したのが2005年4月、敵地メキシコ・グアサベでマリオ・ロドリゲスからIBF王座を奪取したのが13年3月。高山がデビュー時からコンビを組む中出トレーナーは「勝負できる態勢はできました。春は私たちにとって縁起のいい時期。コロナ感染予防を徹底してリングに上がり、タイトルを持って日本に帰ってきます」と自信を見せた。

 ソト―高山戦は“カネロ”ことWBAスーパー&WBCスーパーミドル級王者・サウル・アルバレス(メキシコ)―WBO同級王者・ビリー・ジョー・サンダース(英国)の統一戦興行のセミファイナルとして行われる。NFLのダラス・カウボーイズの本拠地・AT&Tスタジアムで約6万人を動員して開催予定。

 高山はWBO世界ミニマム級王者だった2017年4月、王座を返上してアマ転向。東京五輪予選では敗れて昨年、プロに復帰した。12月の復帰戦では当時の世界ランカー・小西伶弥(SUN―RISE、引退)に判定勝ち。世界ランキングに復帰した。プロ通算成績は高山が32勝(12KO)8敗1無効試合、高山と同じ右構えで3度目の防衛戦となるソトは18勝(12KO)1敗。

 ◆高山勝成(たかやま・かつなり)1983年5月12日、大阪市生まれ。37歳。2000年、17歳でプロデビュー。2005年4月、21歳でWBC世界ミニマム級王座奪取。以後WBA暫定、IBF、WBO同級王座を獲得し、日本人初の世界主要4団体タイトル制覇。17年4月、アマ転向。20年3月、プロライセンス再取得。身長158センチ、右ボクサーファイター。名古屋産大卒。家族は両親、兄、弟。

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