【宏太’Sチェック】サボりではないだろうが、ボールに関わろうとする意識薄い

前半、ヘディングシュートを放つ札幌FWジェイ(48)(カメラ・川上 大志)
前半、ヘディングシュートを放つ札幌FWジェイ(48)(カメラ・川上 大志)

◆明治安田生命J1リーグ第12節 湘南0―0札幌(2日・レモンS)

 引き分けというのは妥当な結果だったといえる。むしろ、よく0―0で終われたなという展開だった中、アウェーで勝ち点は取れたので。最低限のものは得られたと思う。

 得点に至らなかった過程で気になったのは、動き出しの部分。特にサイドの選手が素直に前に出るだけで、止まってまた動く場面が少なかった。川崎がなぜ強いのかといえば、全員が何度も動き直し続けているからで、それをしない選手は使われないから。ボールが出て来ないなら、また動き直すためのパワーをそこで使う。合わなかったら止まってまた動くことで、相手も仕事をし直さなきゃいけなくなるのだから。

 いいボールが一発でビシッと出ることなどそうある訳じゃない。さぼっているつもりはないと思うが、3年前にミシャが来た頃は、全員から常にボールに関わろうとする意識が感じられたが、そこが少し薄れている気がする。そこをおろそかにして、勝手に自分たちの首を絞めてしまった。

 その中で後半途中から出た柳は、粗削りではあるが何度も受けようとしながら止まったり、動きに工夫が見られた。そういうことがミシャサッカーには必要だし、皆がそれをできないと試合も難しくなる。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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