【NHKマイルカップ展望】朝日杯FSの優勝馬グレナディアガーズが中心

NHKマイルCの主な出走予定馬。※騎手は想定
NHKマイルCの主な出走予定馬。※騎手は想定

 第26回NHKマイルカップ・G1が5月9日、東京競馬場の芝1600メートルの舞台で行われる。 

 朝日杯FSの優勝馬グレナディアガーズ(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)が3歳マイル王最短距離の存在。父がフランケル、母のウェイヴェルアベニューは米G1・BCフィリー&メアスプリントというスピードの粋を集めた世界的な名血だ。勝ち上がりは3戦目だったが、朝日杯FSでは、のちに皐月賞を3着したステラヴェローチェを寄せ付けなかった。前走のファルコンSでは勝ったルークズネストの差し返しにあって2着だったが、上々の始動戦といえる。力が明確に出る東京マイルは絶好の舞台で、G1・2勝目はすぐそこにある。

 前哨戦のニュージーランドTを5馬身差で逃げ切ったバスラットレオン(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)。シンザン記念3着、朝日杯FS4着と、重賞実績はあったが、逃げに転じて圧倒的な内容で2連勝。キズナ×ガリレオ系ニューアプローチの配合は速力とパワー兼備。馬場は不問のタイプで、この馬がレースを作る公算が大。

 ディープインパクト記念報知杯弥生賞2着からの参戦となるシュネルマイスター(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)。その前走はタイトルホルダー(その後の皐月賞で2着)の逃げ切りを許したが、価値ある走り。ひいらぎ賞を楽勝したマイルの舞台なら一気のG1取りがあっていい。

 ファルコンSでグレナディアガーズを抑えたルークズネスト(牡3歳、栗東・浜田多実雄厩舎)が面白い存在。モーリス×ディープインパクトの配合で、シンザン記念でも2着と完全に軌道に乗った印象。脚質に幅のある自在系なのもプラス要素だ。

 そのシンザン記念でルークズネストとモーリス産駒ワンツーを決めたピクシーナイト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)。左回り中京マイルを1分33秒3の好タイムで逃げ切った脚は見どころ十分だった。仕上げ途上、重馬場のアーリントンCは失速の4着だったが、万全の態勢で臨む今回、巻き返しが十分に期待できる。

 アーリントンC1着、2着のホウオウアマゾン(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)、リッケンバッカー(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎)、ニュージーランドT2着のタイムトゥヘヴン(牡3歳、美浦・戸田博文厩舎)、リステッドのアネモネSを勝ち、3戦2勝のアナザーリリック(牝3歳、美浦・林徹厩舎)、スプリングS5着のヴェイルネビュラ(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)もエントリー。(大上 賢一郎)

登録馬&想定騎手
NHKマイルCの主な出走予定馬。※騎手は想定
すべての写真を見る 1枚

競馬

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請