【高校野球】藤枝明誠4年ぶり4強。小林7回2失点、雷雨で53分間中断も慌てず

7回9Kで2失点と好投した明誠のエース・小林
7回9Kで2失点と好投した明誠のエース・小林

◇高校野球春季大会・静岡県大会 (1日、草薙球場ほか)▽準々決勝 藤枝明誠10-2加藤学園

 準々決勝が行われ、4強が出そろった。浜松工(西部5位)は三島南(推薦)に7回コールド勝ち。3番の鈴木裕武外野手(3年)が逆転適時打を含む2安打2打点を挙げるなど、先発全員の14安打でセンバツ出場校を圧倒した。秋春連覇を狙う藤枝明誠(中部3位)は加藤学園(東部1位)に完勝。静岡(中部1位)と掛川西(西部1位)も4強入りした。東海大会(20日開幕・三重)出場がかかる準決勝は3日に草薙球場で行われる。

 明誠のエースは悪天候にも動じなかった。左腕・小林輝(3年)が7回9K2失点投球。7回表途中に雷雨で53分間中断もしたが、慌てなかった。昨秋の県準決勝で破った加藤学園をコールドで返り討ちして4年ぶり4強。「スライダーを見極められていたので、真っすぐを増やした」。昨秋の県V腕が貫禄を見せた。

 前日から準備を怠らなかった。天気予報は雨。滑ることを想定して水で手をぬらし、こねたボールで投球練習を行った。光岡孝監督(42)は「前の日は、ボールがばらつくから理由を聞いたら、雨対策をしていると。その時点で、きょうは大丈夫だと思いました」と、うなずいた。

 ひと冬越えて安定感とたくましさが増した。「昨年に比べて、真っすぐの質が上がっている」と、手応えをつかむ小林。指揮官も「落ち着きが出てきた」と、成長に目を細める。初の春の東海切符に王手をかけた藤枝明誠が、準決勝で浜松工の挑戦を受ける。

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