【高校野球】静高「くせ者」9番・山岸廉尊同点2ランから勝ち越し4強

7回、右翼に同点2ランを放った静岡・山岸
7回、右翼に同点2ランを放った静岡・山岸
7回2死三塁、中前に勝ち越し二塁打を放った静岡・渋谷
7回2死三塁、中前に勝ち越し二塁打を放った静岡・渋谷

◇高校野球春季大会・静岡県大会 (1日、草薙球場ほか)▽準々決勝 静岡4―2桐陽

 準々決勝が行われ、4強が出そろった。浜松工(西部5位)は三島南(推薦)に7回コールド勝ち。3番の鈴木裕武外野手(3年)が逆転適時打を含む2安打2打点を挙げるなど、先発全員の14安打でセンバツ出場校を圧倒した。秋春連覇を狙う藤枝明誠(中部3位)は加藤学園(東部1位)に完勝。静岡(中部1位)と掛川西(西部1位)も4強入りした。東海大会(20日開幕・三重)出場がかかる準決勝は3日に草薙球場で行われる。

 優勝候補が底力を見せた。静岡は4回に2点先行され、打線も6回まで無得点。だが7回2死二塁から9番・山岸廉尊内野手(2年)が右翼に公式戦1号となる2ランを放り込んで振り出しに戻した。ヤマを張っていた内角直球を豪快に振り抜き「いい感じで打てました」。池田新之介監督(43)が「つなぎもできるしパンチ力もある。くせ者」と評する9番が流れを変えた。

 さらに敵失をからめ2死三塁を作ると2番の渋谷泰生内野手(3年)が遊撃の頭上を越え、中前にポトリと落ちる勝ち越し二塁打を放った。当たりは良くなかったが「最後は気持ち。ちょうどいい所に飛んでくれました」と胸を張った。

 チームは19年秋、20年夏代替大会、同秋と3大会連続で準々決勝敗退。ついに“4強の壁”を乗り越えた。次は3年ぶりの東海をかけて144キロ左腕・沢山を擁する掛川西と激突する。山岸は「結果を出すための準備をするだけです」と横綱対決に視線を向けた。

7回、右翼に同点2ランを放った静岡・山岸
7回2死三塁、中前に勝ち越し二塁打を放った静岡・渋谷
すべての写真を見る 2枚

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請