休業中の浅草演芸ホール、鈴本演芸場が緊急無料生配信「寄席演芸の笑いをお届けしたい」

無料配信を行う浅草演芸ホール(左)、鈴本演芸場
無料配信を行う浅草演芸ホール(左)、鈴本演芸場

 緊急事態宣言による「休業要請」を受け、1日から休業した上野・鈴本演芸場と浅草演芸ホールが無料生配信を行うことを発表した。

 鈴本は昨年の休席中に、YouTubeチャンネルを設置し、配信を行ったが、浅草は初の配信。休業が決まり、鈴本の呼びかけに浅草が賛同。浅草演芸ホールは新たにYoutubeチャンネルを開設し、それぞれのYouTubeチャンネルから配信することが決まった。

 中止となった5月上席公演は大型連休中とあって、豪華出演者がそろっていた。配信では寄席形式のまま、二ツ目から始まり、色物も交え、出演順などはそのままで寄席を“再現”。鈴本は3日に、浅草は5日に行う。

 鈴本は12時30分スタートで昼の部トリは春風亭一之輔(林家正蔵の代演)、午後5時からの夜の部のトリは柳家権太楼が務める。浅草は午前10時半スタートの昼の部は林家木久扇がトリ、午後4時45分からの夜の部トリは柳家喬太郎が務める。鈴本は5月31日まで、浅草は5月16日までアーカイブが残る。

 両演芸場は「鈴本演芸場と浅草演芸ホール及び落語協会で緊急協議の結果『寄席から全国の寄席演芸ファンの皆さまに感謝の気持ちをお伝えしたい』ということで話がまとまり、本日から休演している落語協会の大型連休特別興行である『5月上席公演』を緊急生配信させて頂くことで、各種エンターテインメントが中止・延期になり寂しい思いをされているお客様に『寄席演芸の笑い』をお届けし、笑顔になって頂きたいと考えております」としている。

 また、コロナ禍で経済的な打撃を受けている芸人への支援目的として「芸人応援チケット」(1000円)を販売。出演料に割り当てるとともに、寄席再開後に500円の割引チケットにもなる。

 寄席は4月25日に発令された緊急事態宣言で、当初は「無観客開催」を要請されていたが、性質上受け入れ困難だとして通常通りの「有観客開催」を続行。同28日に改めて「休業要請」を受けて5月1日から11日までの休業を決めていた。

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