【阪神】矢野燿大監督、ロハス2軍で一発含む3安打も即昇格見送りへ「競争という形」一問一答

スポーツ報知
試合前練習で選手の動きに目を光らせる矢野燿大監督

◆JERAセ・リーグ 阪神―広島=3回裏降雨ノーゲーム=(1日・甲子園)

 阪神のドラフト2位左腕・伊藤将司投手(24)=JR東日本=が先発し、3回2安打無失点と好投していたが、試合は3回表が終了した時点で降雨で一時中断となり、そのままノーゲームとなった。2軍戦では新外国人のメル・ロハス・ジュニア外野手(30)=韓国KTウィズ=が公式戦今季1号2ランを含む猛打賞。コロナ禍で来日が遅れていたアルカンタラ投手(28)=韓国斗山=が初先発で5回無失点と、1軍昇格へ猛アピールした。しかし外国人枠の絡みで、即1軍昇格は見送られる見込みだ。以下は矢野燿大監督(52)の一問一答。

 ―雨は予報通り。

 「まあね、どうしようもないね」

 ―展開的に次戦に引きずることはない?

 「それはないと思うし、点入っていたら入っていたで、ヒットを打った人は何かもったいない感じするし。まあまあでも(伊藤)将司の状態は良かったからね。それはプラスに捉えて、良い状態というか、それは続いているなというのはきょうも確認できた」

 ―伊藤将は来週にまた期待。

 「ウォーミングアップをもちろん含め、3回まで一応投げているんで、普通にローテを組んでいこうかなと思っています。(ローテに)変更はないと思う」

 ―チェンの次戦登板は?

 「ファームでロハスとか調整している選手との絡みもあるんで、どうしようかなというところ。現状では横浜(7日からのDeNA3連戦)で先発するのが1番いいのかなと思っている。まだ100%じゃないけど」

 ―ロハスはファームで本塁打を含む猛打賞

 「そういう成績を残してもらうということが(1軍に)上げる材料にはなるし、こっちにいる外国人選手だって調子が悪いわけじゃない。競争という形になるから、まずはきょうみたいにファームで打って当たり前の選手だと思う。まずはロハスが上がってきたというのは好材料かな」

 ―アルカンタラも好投

 「アルカンタラも、もう1回はファームで投げることになると思う。もう1回投げた後に、こっち(1軍)の状態と、アルカンタラの状態とを考えながらになると思う。前回、社会人チーム相手にあまりよくなかったんで、今回が普通というか、5回1安打無失点というのはアルカンタラの力からすればある意味期待通り。もう1回ちゃんとしたパフォーマンスを見せてくれて、ある程度準備っていうのはできる形になるのかなと想定しています」

 ―試合前に秋山投手と話をしていた

 「チェンを先発させた時に、アキ(秋山)の登板が飛ぶ形になるんで、そういうことを話していた。抹消をどうするのかがまた難しくて、じっくり考える時間はないんだけど、他のコーチと相談しながら、明日ぐらいには決めないといけないと思っています」

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