近藤真彦、“長男”なりのけじめでジャニーズ退所「自分の責任において芸能とレースの道を歩んでいきたい」

スポーツ報知
ジャニーズ事務所

 ジャニーズ事務所は30日、近藤真彦(56)が同日付で退所したと発表した。昨年11月に一部で25歳年下の一般女性との不倫を報じられ、無期限の活動自粛中だった。所属44年以上で現役ジャニーズ最年長として“長男”という立場でもあった。近藤から「自分の責任において芸能とレースの道を歩んでいきたい」と申し出たという。近藤は「僕の新しい旅立ち」と思いをつづった。今後は、監督を務めるレーシングチーム「KONDO RACING」の運営会社で代表取締役社長を務める「エムケイカンパニー」で活動していく。

 ジャニーズ事務所は、この日午後5時、近藤の退所を文書で電撃発表した。同事務所は、経緯について「近藤より、これからの人生、自分の責任において芸能とレースの道を歩んでいきたいとの申し出がございましたので、弊社としましては、その意向を尊重し、自身で決めた道へと送り出すことといたしました」と説明。「近藤真彦を、これからも変わらず、応援していただけますと幸い」とした。

 近年、ジャニーズから退所が続く中、40年以上も所属した“長男”が新たな決断をした。79年に田原俊彦(60)、野村義男(56)との「たのきんトリオ」でドラマ「3年B組金八先生」出演を経て、80年に「スニーカーぶる~す」でレコードデビュー。「ギンギラギンにさりげなく」「愚か者」など数々のヒットを生み出した。近藤は、退所を報告する文書の最後に「ありがとう」を3つ並べて「ジャニーズ」「素敵な後輩たち」「ジャニーさん」と恩師・ジャニー喜多川さん(19年死去、享年87)への思いも言葉にした。

 退所の発端となったのは、昨年11月の不倫騒動による活動自粛。一部週刊誌で25歳年下女性との5年にわたる不倫が報じられた。昨年はデビュー40周年だった。ツアーはコロナ禍の影響で中止になったとはいえ、出演予定の特番などのキャンセルや文化放送のレギュラー番組「近藤真彦 くるくるマッチ箱!」と、11年からCM出演してきた「タイヤ&ホイール専門店Fuji」の契約終了、レーシング業も自粛に追い込まれていた。

 ジャニーズという独特の先輩後輩文化の中で“長男”として大きな存在感を放っていた。16年1月にSMAPの解散・分裂騒動の勃発時には、自らの号令によって所属タレントを集めた食事会を行って騒動収束を図ったことなどは、後輩から厚い信頼を得ていた“長男”だからこそできたこと。後輩の見本となるべき立場であることは自認していた。不倫騒動は、近藤の申し出を受ける形で自粛処分が下された。が、報道から自粛発表まで4日を要したことで“甘さ”に対する批判にもさらされた。自粛が5か月半という長期間に及ぶ中、旅立つ決意を固めた。

 近藤は今後について、文書の中で「僕の新しい旅立ち」と表現した。加えて「これからもジャニーズの名を汚さぬよう仕事を続けさせていただきます」と責任感をにじませた。“長男”なりのけじめをつけ、新たな一歩を踏み出す。

 ◆近藤 真彦(こんどう・まさひこ)1964年7月19日、神奈川県生まれ。56歳。80年「たのきんトリオ」の主演映画「青春グラフィティ スニーカーぶる~す」(81年)の主題歌でレコードデビュー。日本レコード大賞で新人賞(81年)、大賞(87年「愚か者」)、最優秀歌唱賞(2010年「心ざんばら」)で史上5人目3冠。NHK紅白歌合戦出場10回。84年からはレーシングドライバーとしても活動。00年に自身のチームを設立し、07年に監督として初優勝を飾った。

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