U―24日本代表、静岡・御前崎で五輪直前合宿へ…森保一監督「落ち着いてキャンプができるいい場所に」

ジョギングするU24日本代表の選手たち
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東京五輪代表の日程
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 東京五輪に臨むU―24日本代表の直前キャンプ地の有力候補として、静岡・御前崎市が浮上していることが30日、分かった。五輪延期前は兵庫・淡路島で行う予定だったが、より落ち着いた環境を求めて再考した。MF堂安律(22)=ビーレフェルト=や久保建英(19)=ヘタフェ=らが出場した17年のU―20W杯(韓国)でも同地で直前合宿を行い、初戦で、五輪初戦でも対戦する南アフリカを撃破。縁起のいい場所で五輪金メダルに向けた最終調整を行う。

 五輪代表が、思い出の地で金メダルへの総仕上げを行う。関係者の話によると、7月上旬から約2週間実施予定の直前キャンプ地の選定が大詰めを迎えており、御前崎市が有力候補となった。正式決定はしていないが、既に五輪代表スタッフも視察しており、好感触を得ているという。

 五輪延期前は淡路島で一度は決定していた。だが、宿舎が大きなホテルで一般客との動線が分けにくいこと、グラウンドまでバス移動だったこともあり、収束の見えない新型コロナウイルスの感染対策も含めて再考。宿舎からグラウンドまで徒歩で移動でき、静かな環境など施設も充実している御前崎が浮上した。先日、森保一監督(52)も「昨年の段階では事前キャンプ地は決定していましたが、今年はそれを見直していこうと。落ち着いてキャンプができるいい場所に決めたいと思います」と話していた。

 東京五輪世代にとっては関係の深い場所だ。17年に韓国で行われたU―20W杯の直前合宿を同地で実施。現在のチームの主力であるDF冨安や板倉、MF堂安、さらには当時15歳で飛び級で選ばれた久保も参加していた。本大会では1次リーグ初戦で南アフリカを2―1で破って16強に進出。今回も1次リーグ初戦で南アと対戦するだけに、いいイメージを持って臨むことができる。

 南アに加え、フランス、メキシコというメダル候補と同組になった五輪本番。最高気温が30度を超す真夏に行われるだけに、7月上旬から約2週間行われるこの直前合宿のデキが、成功のカギを握る。落ち着いた環境で最高のコンディションをつくり上げ、森保ジャパンが五輪初の金メダルを目指す。

 ◆御前崎市(静岡県) 県の南端で、静岡市と浜松市のほぼ中間に位置する。人口は約3万1700人(20年12月時点)。全国有数の日照時間の長さでも知られる。市内には御前埼灯台や浜岡原子力発電所がある。同地ではJ2の新潟や山形がキャンプを実施。また、19年に日本で開催されたラグビーW杯では、優勝した南アフリカが、大会中に同地で合宿を行った。

 ◆東京五輪世代と御前崎 17年5月にU―20W杯(韓国)に向けた直前合宿を、御前崎で約1週間実施した。本大会1次リーグ初戦では南アフリカと対戦。同点の後半27分に久保のアシストから堂安が決勝点を挙げ、2―1で勝利した。イタリア、ウルグアイとも同組の中、決勝トーナメント進出を果たしている。また、同年のU―17W杯(インド)の直前合宿も同地で行い、久保やGK谷、DF菅原らが参加した。

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