【阪神】優勝の03年以来の20勝単独一番乗り…「さとうて」12打席ぶり安打&好守出た

1回2死一、二塁、サンズの先制となる左前適時打で生還した糸原健斗(手前)を迎える阪神ナイン
1回2死一、二塁、サンズの先制となる左前適時打で生還した糸原健斗(手前)を迎える阪神ナイン

◆JERAセ・リーグ 阪神4―2広島(30日・甲子園)

 無観客の甲子園に乾いた快音が響き渡った。2点リードの5回無死一、二塁。佐藤輝は九里の外角低めツーシームを右前にはじき返した。「追加点が欲しい場面でチャンスでしたし、いいヒットだった」。梅野も適時打で続き、試合を決定づける貴重な2点。黄金ルーキーの働きもあり、球団史上初めて4月中の20勝到達を成し遂げた。

 この日はゴールデンウィークスペシャル企画として、スコアボードの名前がひらがな表記に。佐藤輝は「さとうて」と表示された。かわいい表記とは裏腹に、3回1死では左中間を破る痛烈な二塁打。12打席ぶりの安打をマークすると、7回の守備では右翼フェンスにぶつかりながら飛球を好捕。「あそこで捕るのと捕らないのでは試合の流れも変わってくるので」と攻守で先発・秋山を援護した。

 首位を走るチームの立役者だ。4月最後の試合で一発は打てず、4月までの本塁打は7本で03年・村田修一(横浜・現巨人野手総合コーチ)を超える新人最多記録とはならなかった。しかし、同19打点は球団記録を更新。「投手の攻めに苦しんで、慣れてきたところはあるんですけど、まだまだなのでこれからも打っていけるように」と力を込めた。

こどもの日イベントとしてこの3連戦はスコアボードの名前表記が平仮名と片仮名になった
こどもの日イベントとしてこの3連戦はスコアボードの名前表記が平仮名と片仮名になった

 12球団単独での20勝一番乗りは優勝した03年以来。貯金を11とし、巨人との差を2・5ゲームに広げた。矢野監督は「なんでも一番はうれしい」と目を細めた。無観客に「ファンの人たちがいないのはさみしい。テレビ越しでも元気をもらってくれるというか、そういうプレーをしたいです」と佐藤輝。規格外ルーキーの進化は止まらない。(森脇 瑠香)

試合詳細
1回2死一、二塁、サンズの先制となる左前適時打で生還した糸原健斗(手前)を迎える阪神ナイン
こどもの日イベントとしてこの3連戦はスコアボードの名前表記が平仮名と片仮名になった
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